「もんと」と読みたくなりますが……「門戸」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「門戸」です。
「門戸」の読み方は?
「戸」という漢字を見て「戸棚(とだな)」や「戸板(といた)」、「戸惑う(とまどう)」といった言葉が浮かんだ人は、「門戸」の「戸」の読み方も「と」なのではないかと思ったのではないでしょうか。ですが、残念ながら「もんと」と読むのは間違いです。
ちなみに「門戸」とは
1 門と戸。家の出入り口。
2 他と交流し、また外部のものを受け入れるための入り口。
3 初歩。入門。
4 家。一家。また、一流一派。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
例文には「外国に門戸を開く」「門戸を構える」などがあります。これらを読む時、「もんと」と読まないよう注意してください。
正解は……
「もんこ」です。
「戸」の読み方は
- 音読み コ
- 訓読み と(常用漢字表外)へ
です。「戸(コ)」と読む代表的な言葉には「戸籍(コセキ)」「下戸(ゲコ)」などがあげられます。
では「門扉」は何と読む?!
「門扉」は「門戸」の類語表現で、門のとびらという意味があります。とはいえ、その読み方は「もんとびら」ではありません。
正解は……
「もんぴ」です。
「扉」を「ぴ」と読むことに違和感を覚えた人がいるかもしれませんが、「扉」は「とびら」という訓読みの他、音読みで「ヒ」と読みます。
「門扉」同様、「扉(ヒ)」と読む言葉には「開扉(カイヒ)」「鉄扉(テッピ)」があげられます。いずれも「あきとびら」「てつとびら」と読まないよう注意したいところです。
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