クッション選びから始める大人の北欧インテリア(前編)
いつだって私たちを魅了する、北欧テイストのインテリア。中でも初心者が取り入れやすいのがキュートなファブリックづかいです。挑戦しやすいクッションでのポイントづくりもおすすめ。そこで、それぞれ個性の異なる北欧インテリアと、そのクッションづかいをご紹介します。
鮮やかな張り地の北欧家具と調和するクッション
目をひくカラフルな色使いのお部屋。青緑とブルーでまとめたLDKに、手前のオットマンの黄色を効かせた鮮やかなコーディネートです。ソファの上に置かれた、青と緑のクッションの柄に見覚えのある人も多いでしょう。このデザイナーは、スウェーデンの国民的デザイナーとして今なお親しまれるスティング・リンドベリ。陶磁器メーカー・グスタフスベリ社の全盛期を支えたアートディレクターです。リンドベリの小物やファブリックに魅せられて、北欧インテリアの最初の一歩を踏み出す人も多いのだそう。スウェーデンの大人気ブランド、クリッパンのもの。ソファやダイニングテーブルはすべてデンマークのヴィンテージ家具です。(愛知県・河内さん宅)
アクセントに濃い色を投入、メリハリのある部屋に
北欧テイストのアイコンともいえる、ナチュラルな白木のテーブルとベージュのソファ。色味を押さえた室内はともすれば殺風景にも転びかねませんが、このようにラグやクッションで色を効かせればぐんとメリハリがつきます。よく見るとベランダに置かれた鉢も同じブルー! 果物柄のクッションはリンドベリ、ソファはアクタスで購入したデンマーク製だそう。(兵庫県 丸山さん宅)
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