男の前で態度が変わるあの女、自然に○○を出している?
キャリアカウンセラーとして、女性のさまざまなキャリアに関わってきた小島貴子先生が、アラフォー世代のさまざまな悩みに答える新連載『女のキャリア一刀両断!』。キャリアを重ねてきた分、仕事も私生活も充実しているのがアラフォー世代。とはいえ仕事に恋愛、結婚問題など、悩みもつきないもの。もちろん、今までの人生に後悔はなくても、このままでいいの? これからどう生きていくべき? そんな疑問を持つあなたに、人生の先輩でもある小島貴子先生が、びしびしアドバイスをしていきます!
同性なのに分かり合えない?
当ったり前です。同性だろうが異性だろうが、「他者を理解するなんて百年早い」と米国在住のカンセリングの師匠に怒られた事があります。
でもね。社会は、人との関係で成立しているようなもんですから。人を理解して、受け入れる方が生きやすいでしょう。
バリキャリ女性(死語ですか?)からの相談で結構多いのが「一緒に働いている同性と気が合わない」といったもの。
「彼女は『女』を使っているんです」「男性の前と女性の前とでは態度が違うんです」などなど。多分、このテーマってきっと縄文時代ぐらいからあるのではないでしょうか? 私が企業で働いていた時も、こういう女性は一定数いましたし、それでいろいろな事件もあったような、なかったような……。
で、ちょっと今回は、このテーマについて「個体差」で考えずに、大きく「女性を使う」という手段というかスキルについてフォーカスしてみませんか?
「『女』を使う系」は3タイプ
私の仕事のひとつが「キャリア・カウンセラー」です。この仕事で私が結構使う思考として、「俯瞰」「客観」という視点・視座を変えて見るということです。
「女を使う」ならば、「どうして使うのか?」と「どうやったら使えるのか?」とそのスキルへ視点を持って行きませんか?
ということで、「女を使う」というスキルを習得する事もなく、来年60歳になるコジマとしては、現役「女使ってるねぇ」という後輩女子について、客観的観察を行いました。
少し系統が分かりました。
①女を使っているつもりでも、効果が全然ない「女使えませんが、使おうと虎視眈々系」
②女を使う場所と人を分かっている、超絶効果抜群「女の使い方知ってます系」
③女を使っているつもりは、サラサラないのに、使っていると言われる「え?なんで私が?無自覚系」
系統は、3つあるようです。
①は、相手にする必要もありません。放っておきましょう。
②は、勝ち目がありません。お腹を見せるか、逃げましょう。同じ土俵では戦ってはいけません。この系は、策士ですから。色々と落とし穴も掘ってますから、仲間になろうというのも危険です。元来こういうタイプは「一人でやっていくから」です。
③ここです。この系が一番凄いのですが、この系には、更に深い系列があるのです。
さらに3タイプにわかれる「無自覚系」
先の③の「女を使っているつもりは、サラサラないのに、使っていると言われる『え?なんで私が?』無自覚系」はさらい3つのタイプに分かれるようです。
それは、
「憑依フェロモン」=何かに取りつかれたように妖艶になる瞬間を持つ女性
「魔性フェロモン」=そこにいるだけで男性が欲情するような女性
「知性フェロモン」=その人の言動が男性の理性を狂わせる女性
の3タイプです。
この③の無自覚系には、3つのタイプがあり、全てフェロモンをドバドバと放出しているのです。
この人たちは、同性に対しても攻撃性はありませんし、ある意味天然で無害なのですが、残念ながら幼少期から男性からは滅茶苦茶モテるが、同性には、あまり好かれないという人生を送られております。
ここで敢えてなぜこの③の無自覚系を「フェロモン」と言ったのか?
それは、「フェロモン」という物質自体が、本人が出しているつもりもないのに、勝手に出る物質だからです。
この「フェロモン女子」たちは、本人には無自覚なのに、同性に嫌われてきたという悲しい過去がありますので、「貴方は、悪くないよ。そのフェロモンを上手に使おうか?」と手を差し出してみてください。
すると、あらまぁ~吃驚「良い奴じゃん!」そして貴方自身にも「俄かフェロモンの移り香が?」(笑)。
「女」を自覚して、それをスキルとして使うなんて、早々上手く行きません。
それよりも、自分の持っている性をしっかりと理解して、上手に使う事ですね。って、どう使うか?ごめんなさい。私、ちょっとわかりませんが、傍にいる「フェロモン女子」を優しく観察してみてください。
同性を敵対せずに、理解するのが、これからの新しい生き方の1つなのだと思います。
50歳からは自分が主役の人生を送る!
『女50歳からの100歳人生の生き方』 小島 貴子・著 さくら舎・刊 1,512円+税
日本女性の平均寿命は87歳を超え、多くの女性が100歳を超えて生きる時代に入りました。
これまでは余生といわれていた50歳以降ですが、そこには「未来」があります。著者の専門のキャリア心理学を駆使して、自分で100歳人生のシナリオが書けるように導いてくれる本!
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