あなたは本当に結婚したい?実はそれほどしたくない?

2017.10.16 WORK

結婚は、相手の人生を引き受けること

 

40代で、結婚歴(離婚歴)がある人や、結婚はしないと決めた人はともかく、「結婚したい」と思いながらも、一度も結婚をしたことがない人は、何かと「結婚」に対する幻想を持っています。

大げさに言ってしまうと、少女漫画の壁ドンとか、白馬の王子様みたいな幻想を持っている。でも、現実はそんなものではありません。一流企業でエリートだけど、人格に結構な問題があるとか、40才をすぎれば、健康状態にも不安な要素が出てくるでしょう。

また、40代になってくれば、親の介護問題もあるでしょうし、借金問題や、兄弟姉妹がいる人は、その他問題行動など、結婚相手以外に、いろいろとかかわってくる問題も全くないとは言い切れません。

それが現実なのではないでしょうか?

 

自分の価値を自覚して!

「結婚したいのに、結婚できない」という人、そもそも彼氏もいない人は、まず電車のなかで、例えば山手線の自分が乗っている車両にいる男全員、端から順番に「結婚できる」「結婚できない」と分別してみるといいと思います。そうすれば、自分が何を男性に望んでいるかが少しわかるでしょう。結構外見にもこだわりが強い人が多いのです。

「ここまで独身できたのだから、そこまで変な人と結婚したくない」という女性も多いですが、逆に、男にしてみれば、「そこまで独身の人と、なんで結婚しないといけないの?」というわけになります。

私が想像するオトナサローネの読者の方は、40歳~50歳ぐらいの女性で、仕事もバリバリしてきて、それなりのポジションもある女性。もちろん、外見だって手を抜かず、同年代の女性よりは、ずっとキレイに見えるいい女でしょう。

では、男性側からの結婚相手として、あなたの価値は、どうなのか? それも把握する必要があります。

そして、そういう女性と恋愛をしたい男性、結婚したいと思う男性は、どんな人なのか考えてみてください。給料はどれくらい? 社会的なポジションは? 親は? 性格は? 友人関係は? そんな男が、あなたの周りにいますか? これから出現すると思いますか?

 

結婚は、どこまで許容できるか

結婚は、夢物語ではありません。現実の生活です。結婚すれば、あなたが今まで自由にやっている生活が、全部できなくなると想像してください。起床時間や就寝時間、食事の時間や食事の内容、休みの日の過ごし方など、全部、自由がきかなくなります。そもそも、生活に自由を求めるならば、結婚はとても不自由でしょう。

 

結婚相手の理想として、「価値観の合う人」と言う人が多いですが、価値観が、すべて合う人なんて、この世にいません。

 

夫婦生活は、価値観の違う二人が、二人で価値観を作り上げていくことです。どこまでお互いに合わせられるか、どこまで許容できるか。価値観が譲歩できなければ、一緒に生活はできません。

 

もう一度、自分が結婚に何を求めているのか、自分は結婚相手として求められる女性なのか、自分は本当に結婚したいのか、よく考えてみるといいでしょう。

 

結婚をするしないという二極で考えるよりも、生活・パートナーで考えてみてはどうでしょうか?

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