鈴木砂羽さん「更年期症状がしんどいとき、意識して食べていたものは」意外な食べ物でした

現在50歳の俳優・鈴木砂羽さん。ドラマ『相棒』などで活躍を続け、アクティブなイメージを持つ砂羽さんですが、実は更年期の不調にもかなり苦しんできた経験が。

そんな砂羽さんの「乗り越え方」って?

オトナサローネ「アフタヌーンエイジプロジェクト」とキッコーマン ニュートリケア・ジャパンがコラボ開催した『「更年期の対処法」リアルトークイベント』より、砂羽さんの金言をピックアップ! 6日連続でお送りします。

 

40代前半で更年期症状が出始め、やがて子宮筋腫が発覚。過多月経にずっと苦しむ

1994年12月に映画『愛の新世界』で主演デビュー、俳優業にまい進してきた砂羽さん。一般的に更年期には45歳前後からさしかかる人が多いのですが、砂羽さんの場合はもう少し早くから更年期症状を感じていたそうです。

 

「症状は40代前半から始まりました。当時は、メンタルが一定化してなかったんですね。45歳ごろは仕事が忙しく、体調が悪いのか、精神的につらいのかわかる間もなく駆け抜けていましたね。夜、動悸がして眠れないこともありました。

 

仕事のプレッシャーもいろいろあって、精神的にバランスを崩してゆらいでいるのかなと思っていたのですが、後から調べたらこれも更年期症状のひとつだということが判明して。

 

そして、40代後半になって、本当に生理がきつくなりました。みなさん女性だからお話ししますけど、血の雨が降るみたいで、立った瞬間『あーっ!』ってなるくらい。顔も真っ青になって、クラクラきてしまって、それで体を調べたら子宮筋腫が発覚しまして。さて、どう乗り切っていくかと考える40代後半でした。今はホットフラッシュが常にあります」

 

できることを一つずつやっていく。食事でも「意識的に食べていたもの」があった

どのような仕事であれ「休みやすい仕事」というものはなかなかありませんが、そんな中でも俳優業はそもそもお休みの確保が難しいのではと思います。40代、50代はとくに体調のゆらぎが頻繁に起きる年代ですが、更年期症状の自覚もある中、砂羽さんはどのように仕事を両立させてきたのでしょう。

 

「仕事をしていると、体調不良をどうしても無視してしまうんですね、舞台に立たないといけない、本番が始まるというときには、それに蓋をしていかなといけない。そういうことを当たり前のように過ごしてきた10年間だったと思うんです。

 

その場しのぎで鎮痛剤を飲んだり、漢方を処方してもらったり。あとは、自分の主治医にこまめに診ていただけたのはよかったなと思います。

 

鉄分をとったほうがいいと言われていたので、焼き鳥屋ではレバーを頼んでいました(笑)。あとは、小松菜やほうれん草をお味噌汁に入れたり、色々なフルーツと合わせてスムージーにもしました。とにかく自分ができることを投入しようと思って、1週間分の小松菜をゆでて小分けにしておき、今日はパイナップルと、今日はりんご……と飲んで。

 

発酵食品は、味噌汁や納豆が大好きなので、手っ取り早く朝食を食べるときは納豆ご飯にしています。だから大豆は(大豆イソフラボン摂取量の面では)クリアできているのかなと思っています」

 

つづきは>>>>「更年期って、あきらめも大事だと思う」 俳優・鈴木砂羽さん×産婦人科医・三輪綾子先生 「更年期の対処法」リアルトークイベントで飛び出した 「意外な言葉」とは?

取材・文/岩淵美樹 撮影/佐山裕子(主婦の友社写真室)

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