そろそろ気になる更年期。ストレッチで対策!

他人事のように感じていた更年期も気が付けばすぐそこですよね。頭痛や目眩などの心身の異常を感じ、もしかしたら更年期かも?という方もいらっしゃるのではないでしょうか? 近年では更年期が20代から始まるという事も聞きますが、一般的に45歳から55歳を更年期と呼びます。

気持ちが暗くなるなど重い症状になる前に、毎日の身体ケアで軽く健やかな日常を過ごし健康的に更年期障害対策をしましょう。

いつから始めればいいの?更年期対策

 

はるか昔少女時代の思春期や反抗期を覚えているでしょうか?成長の節目に訪れる心身のシフトチェンジも40代ともなれば気になるのが更年期。それぞれの節目にはホルモンが大きく影響しているのですが、更年期もその一つ。

女性として身体が働き続けている時期が少しずつ終わりを告げ女性ホルモンの分泌が急に減少するのが40代頃です。卵巣に蓄えている卵胞の多くが自然に消滅していきます。卵胞を排卵させる事で女性ホルモンを分泌していた脳の視床下部は、この急激な身体の変化に混乱をきたします。これが更年期障害の引き金です。

なぜ更年期障害の症状に頭痛、のぼせ、目眩があるのかというと、脳の視床下部は食欲や睡眠、自律神経もコントロールしている場所なので混乱に巻き込まれ自律神経失調症のような症状がでてしまうのです。

自律神経のバランスといえば、ヨガの出番です!

吸う息は交感神経を優位にさせ、吐く息は副交感神経を優位にして無意識にバランスをとっている呼吸を意識化しましょう。神経伝達物質の一つセロトニン神経を活性化させ視床下部の働きにも大きく影響します。

更年期を快適に過ごすにはプレ更年期の40代から食生活や睡眠で生活習慣の質を向上、効率的なヨガのポーズを積極的に取り入れていきましょう。

更年期におすすめ夜ヨガポーズ「犬のポーズ」

写真モデル:安藤けいこ

慣れるまでは膝は曲がっててOKです。大切なのは上体を伸ばすこと。

無理なくゆっくりと出来る範囲で少しずつ行いましょう。

「犬のポーズ」(アドムカシュヴァーナアーサナ)

①四つん這いになります。足先は立てます。

②腰を上げ、出来る限り膝を伸ばします。踵が床につけれる方はつけます。

③体側を長くするように背中を伸ばし、肩や脇を上へ向け胸を広げます

④目線はおヘソ。

⑤手の平で床を押し、両手と両足の体重を均等に支え、腰を天上の方へ上げます

⑥胸を広げ、脇を伸ばし呼吸を繰り返します。約1~3分(6~20呼吸)

⑦膝を床に戻し四つん這いになり、チャイルドポーズで休息します。

 

効果:消化機能向上。不眠症、喘息改善。背中を伸ばし疲労回復、骨盤の位置を正す、坐骨神経痛の緩和。肩こり、腰痛改善。更年期障害の緩和。顔の血色が良くなりたるみ解消。

 

いかがでしたでしょうか?

気持ちよさを知ってしまったら病み付きになるポーズですよ。

心が落ち着く効果もあるので、就寝前行うと安眠効果抜群です。

 

「安藤けいこさんの個人ワークショップが開催されます」

9月30日(土) 大人の呼吸法 3時間WS -秋の訪れ編- 神奈川県鎌倉市 光明寺

詳細は、http://peatix.com/event/283337

 

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