【人生相談・アンナ流】閉経したら、女性としての自信を失ってしまった。元気の出し方がわからない

2023.10.14 LIFE

アンナさんの答え/「終わり」を意識しすぎないで。親子関係も、この体での生活も、ずっと続いていくことだから

 

私はまだ閉経を迎えておらず、更年期症状も出ていません。頭が痛いなどの症状はあるんですが。そして周囲を見てみると、趣味に没頭してる人は楽しそうにやっています。ありきたりな答えですが、まず意識的に趣味、楽しみを探すことから始めてみてはと思います。

 

私、あまり女でいたいって気持ちがないんですね。モテたい、デートしたいという気持ちがまったくなくて、そういう方面は正直パサパサ、枯れてます(笑)。でも、それでいい。それよりも、自分で鏡を見てメイクを楽しんで、ここをこうしたらもっとかわいいじゃん!なんてことが楽しい。男の人をそもそも必要としてない人生なのですね。

 

育児が終わったように思えるかもしれませんが、これからもずっと一生親役は終わりません。大きくなったって子どもはずっと子どもなんだもん、成人したからハイさようならというわけではありません。女の子だと結婚する日が一つの区切りでしょうが、私みたいに結婚してすぐ離婚になることもあるかもしれず、私もまだまだ親業が続くなって思っています。

 

だから、閉経にしろ育児にしろ、「終わった……」って思う必要がないのだと思います。人生、死ぬ瞬間まであらゆることに終わりはありません。自分でわざわざ終わらせていく必要がないのだと思います。終わらなくていいの、ホルモンだって女性としてのこだわりがあるならサプリもあるし薬も注射もあるから、そういうものを利用して合理的に維持すればいい。

 

でもね、閉経したときの寂しさは私のママ、クラウディアさんも口にしていました。私はまだその域に達していませんが、もしかして閉経したらそのときに「あの相談はこういうことだったか!」と感じるのかもしれません。

 

育児でも、娘がはじめて私の元を離れて海外に旅立った3年前はすごく寂しくて、帰りの飛行機でずっと泣いていました。なのですが、その区切りの瞬間から別の関わり方が始まりました。親子は一生関わることになるから、終わりは死ぬまできません。どうか、「終わり」を過剰に捉えないで、すべては連続だと考えて!

 

 

【編集部より】

子どもの反抗期、不登校。離婚や別居。不倫、恋愛。親との関係。お金、仕事、ファッション。

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