「とか」でも「とばな」でもありません。「徒花」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「徒花」です。
「徒花」の読み方は?
「徒」の読み方といえば、「生徒」や「徒歩」などに用いられる音読み「ト」が思い浮かびます。ですが、「徒花」の読み方は「とか」でも「とばな」でもありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「あだばな」です。
「徒花」とは
①咲いても実を結ばない花。転じて、うわべは華やかでも実質の伴わない物事。
②はかなく散る花。出典:あだばな|言葉|漢字ペディア
という意味です。①と②を表す「徒花」は「むだばな」とも読み、「無駄花」と書き表すこともあります。
「徒」という漢字を調べてみたところ、「ト」以外は常用漢字ではないものの、思いがけずさまざまな読み方がありました。
「徒」は
- 音読み ト(常用漢字表外)ズ
- 訓読み(常用漢字表外)かち・いたずら(に)・むだ・あだ・ともがら・ただ
と読みます。
「徒(あだ)」がつく言葉の意味
訓読みの中にもありますが、そもそも「徒(あだ)」とは
①むだ。
②はかないさま。実のないさま。出典:あだ|言葉|漢字ペディア
という意味を表します。
そのため、「徒」がつく言葉で「徒花」以外に「徒(あだ)」と読む言葉の意味には「むだ」を表したり、「はかないさま」から転じてか「移り気」を表すものが多く見られます。
例えば「徒事」は「あだごと」と読み、
①意味のない、むだなこと。つまらないこと。
②はかないなぐさみごと。また、情事。出典:あだごと|言葉|漢字ペディア
という意味があります。
「徒人(あだびと)」や「徒し心(あだしごころ)」という言葉は「移り気」な人や心を表します。「徒人」は「浮気な人。まごころのない人」などを表し、「徒し心」は「誠意のない移り気な心。変わりやすい心。浮気心」を表します。
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この記事は
レビューライター
片山香帆
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