「ひびくうごめく」ではありません。「響動めく」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「響動めく」です。
「響動めく」の読み方は?
「響く」「動めく」と言葉がそれぞれ分かれていれば、「ひびく」「うごめく」と読めますが、「響動めく」の読み方は「ひびくうごめく」ではありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「どよめく」です。
「響動めく」とは
①人の声や音がひびき渡る。
②ざわざわと騒ぐ。
③揺れ動く。出典:どよ-めく|言葉|漢字ペディア
という意味です。
「響」単体では音読みで「キョウ」、訓読みで「ひび(く)」と読みますが、「響動む」「響動めく」とあった場合には、「どよむ」「どよめく」と読みます。
「響動む」とは
①音がひびきわたる。
②大きな声で騒ぐ。出典:どよ-む|言葉|漢字ペディア
という意味です。「とよむ」とも読みます。
また「響く(どよめく)」と記載している辞書もあります。
「響動めく」の類語表現、何と読む!?
「響動めく」の類語表現を見ていたところ、比較的読みやすいものもあれば、「あれ、なんて読むの?」と戸惑ってしまうものもありました。以下の類語表現、あなたはいくつ読めますか?
- 轟く
- 喚く
- 叫く
- 騒く
「轟く」と「喚く」はすんなり読めた人も少なくないはずです。実は、「喚く」と「叫く」は同じ読み方です。問題は「騒く」です。「さわく」ではありませんよ。
正解は……
- とどろく
- わめく
- わめく
- ぞめく
です。
「騒」は音読みで「ソウ」、訓読みで「さわ(ぐ)」と読む他、常用漢字表には認められていないものの、訓読みで「ざわ(つく)・ぞめ(く)・うれ(い)」と読みます。
「騒“ぐ”」と読む場合には
①声や音をたててやかましくする。
②あわてて落ち着きをなくす。また、乱れる。
③不満や抗議などを訴える。出典:さわ-ぐ|言葉|漢字ペディア
という意味を表しますが、「騒“く”」は意味が異なります。
「騒く」は
うかれさわぐ。さわいで遊び歩く。夜店などをひやかして歩く。
出典:ぞめ-く|言葉|漢字ペディア
という意味です。
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