【暮れの酉】11/6~12〈望外の幸せ2023〉週間開運アクション&あなたに贈るお守りエッセイ
「幸せであるべき」という呪縛
世の中には「強く信じれば叶う」「なりたい自分になろう」というような
力強くてポジティブなメッセージがたくさんありますが、
どうも僕にはそういうのがまぶしすぎるんです。
僕たちは「幸せであるべき」という呪縛に捉われてしまっている気がします。
だから、これといって特別幸せなことはない現状はダメだと否定してしまう。
でも、よほど心の強い人でない限り、
幸せは追い求めるものではなく、見つけるものだと思った方が楽なんじゃないかと思うのです。
手を伸ばして求めるのも悪くはないと思うのですが、
その手が望みをつかむのは束の間。
ほとんどの時間は何もつかめず空虚です。
だから、たまには伸ばした手を引っ込めて、
自分を抱きしめてあげるような時間があってもいいんじゃないかなと思うのです。
「いま幸せでない」と感じるときは、心の中のノイズのせいで
幸せセンサーがうまく働いてないだけ。
メンテナンスが必要ですよ、という心のサインです。
ゆっくりお風呂に入るでも、好きなアロマを焚くでも構いません。
自分をいたわる時間をとってみてください。
心がしおれそうなとき、僕は好きな音楽を聴きます。
幸せを歌う音楽は頭の中でさわやかな風になり、
モヤモヤと立ち込めていたものを吹き去ってくれるようです。
ノイズだらけの頭がスッキリして、初めて
ようやく目の前の「小さな幸せ」に気づけるようになるんです。
「幸せでない」と感じてしまうのは、「よりよく生きたい」という気持ちのあらわれ。
がんばって生きている証拠です。
自分に向かって「お疲れさま」を言ってあげてください。
少しだけ肩の力を抜く時間が持てれば、
なにげない毎日の中にひそむ輝きを愛おしく思えるようになるのではないでしょうか。
幸せに気づきやすくなるために、開運アクションがあなたの助けになってくれるでしょう。
次回は11月13日月曜 7:30に配信です。お楽しみに♪
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PROFILE:暮れの酉
大阪ミナミの老舗占い館で、18年間人気No.1の座に君臨。古今東西の占術を古典から深く学び、練り上げてオリジナルの「鳳凰数術」を考案。朝からできる長蛇の列で彼の出演日がわかるといわれたほど。人気の秘訣は、とにかく当たると評判の鑑定技術と柔和な鑑定スタイル! 鍛え上げられた占術と、包み込むような会話術は訪れるすべての人に心を開かせ、寄り添いながらカタルシスへと導いています。2022年2月初の書籍『暮れの酉の繊細な人のための鳳凰数術占い-名前と生年月日でわかる生きやすくなるための方法』(ヨシモトブックス)を発売。個人鑑定はファンコミュニティから受け付け中。暮れの酉の占い・公式サイト(有料)
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