「きれき」ではありません。「軋轢」の読み方、知っていますか?

2023.10.24 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「軋轢」です。

「軋轢」の読み方は?

タイトルにもありますが、「軋轢」を「きれき」と読むのは残念ながら不正解。「軋」を「き」と読みたくなるのは、「軋」によく似た漢字である「軌」のせいかもしれません。「軌道(きどう)」や「軌跡(きせき)」といった言葉に用いられる「軌」は「き」と読むことができますが、「軋」は「き」と読みません。

まずは正解を見てみましょう。

正解は……

「あつれき」です。

「軋轢」とは

《車輪がきしる意から》仲が悪くなること。

出典:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

「軋」には

①きしる。きしむ。擦れあって音をたてる。
②くわしい。こまかい。

出典:軋|漢字一字|漢字ペディア

という意味があり、音読みで「アツ」、訓読みで「きし(る)・きし(む)」と読みます。

なお、間違いやすい「軌」には

①わだち。車の通ったあと。また、車輪のあいだ。
②すじみち。のり。てほん。

出典:軌|漢字一字|漢字ペディア

という意味があります。

「軌」は音読みで「キ」、訓読みは常用漢字には認められていませんが「わだち」があります。

これ、何て読む?

部首が「車(くるま・くるまへん)」の漢字を調べていた時、「較べる」という言葉を見つけました。「較べる」を何と読むか知っていますか?

実は「較」は日常生活でも度々目にする漢字です。「較べる」の形では見ることは滅多にありませんが、「較べる」の意味を知ると「ああ、よく見かけるあの言葉ね!」と納得できるかと思います。

「較べる」は

1 二つ以上のものをつき合わせて差異や優劣などを調べる。比較する。
2 優劣や勝敗を競う。競争する。
3 心を通わせ合う。

出典:小学館 デジタル大辞泉

という意味です。

「較べる」は「競べる」とも書き表され、一般的には「比べる」と書きます。

正解は……

「くらべる」です。

「較」という漢字は「比較」の表現でよく見かけますよね。

 

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