【アン ミカさん】更年期世代の冬の体調管理におすすめな「黒い食べもの」とは?

先日開催された、スイスのプレミアムチョコレートブランド「リンツ」の新商品発表会に、タレントのアン ミカさんが登場。オトナサローネ世代でもあるアン ミカさんですが、彼女が放つポジティブな振る舞いや、元気になるフレーズを耳にしたことがある、という人も多いのではないでしょうか。

 

そこで気になるのがアン ミカさんがいつもポジティブでいられる理由。特に今の時期は寒さで体が冷えたり、運動不足になったり、気持ちがふさぎがちになったりと、なんとなく調子が悪いと感じる人が増えがちです。そんな悩めるオトナサローネ世代に向けて、アン ミカさん流「冬のコンディションの保ち方」を伺いました。

 

いつもポジティブでいられる秘訣とは?

――本日の発表会でも、テレビなどで見る印象と変わらないハッピーオーラ全開で、こちらまで元気になりました。アン ミカさんがポジティブでいられる秘訣はなんですか?

 

ネガティブを知っていることです。私、幼少期はものすごくネガティブでした。闇を知っているからこそ「光のありがたみ」がわかるんです。当たり前というのは「奇跡の連続」。今でも毎朝起きた時に、今日も生きているということに感謝しています。私のポジティブマインドで誰かが元気になればうれしいし、少しでも笑顔を引き出せるといいなと思ってお仕事をしています。

 

更年期世代が冬の体調をキープするには?

――不調になりがちな更年期世代の読者に向けて、冬の体調管理に関するアドバイスをいただけますか?

 

私は漢方養生指導士の資格を持っています。冬というのは体が冷えやすい季節。冷えは特にホルモンバランスや腎臓に影響を及ぼすのですが、東洋医学では腰から下の成長・発育・生殖などに関わる泌尿器・生殖器・腎臓などの機能「腎(じん)」と呼び、冷えからくる不調をまとめて「腎が弱まっている」と表現します。

 

「腎」が弱まると体が冷えて体力が落ちやすくなり、夜眠れにくくなることも。夜中に何度もトイレに起きてしまう、ぐっすり眠れない、などのお悩みを抱える方は「腎」機能の低下に原因があるかもしれません。

 

冬のグッドコンディションをキープするためには、まずは冷えを解消しましょう。滞りやすい血流の流れをよくする首・手首・足首を温めたり、背中にある「風門」(ふうもん)と呼ばれる肩甲骨の間ツボを押すのも効果的。「風門」は首の付け根からやや下がった肩甲骨の間にあり、東洋医学では「風邪をひくときに邪気が入ってくるツボ」と考えられています。ですので、風門やお腹をしっかり温めて、体の調子をキープしてくださいね。

 

――食事に関してはいかがでしょう?

 

発酵食品がおすすめ。お漬物や味噌、お醤油などですね。漢方の考え方では、「肺」は水分を全身に送り出して巡らせ、不要な水分を排出する機能があるとされています。冬に体が冷えると肺が弱って水分を上手に排出できなくなり、内臓の冷えを招きます。発酵食品を積極的にいただくことで、体を内側から温めることができるので、冷えが気になる方は心がけてみてくださいね。

 

あと冬におすすめの食材といえば「黒い食べ物」。漢方では「春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒」というように、それぞれおすすめの食材があって、冬は「黒いもの」を意識して食べると元気でいられると言われています。具体的には、うなぎ、すっぽん、ごぼうなどの根菜類、黒豆、黒きくらげ、黒ごま、ミネラルを豊富に含んだ海藻類などです。カカオたっぷりのチョコレートも冬に摂るのがおすすめ。「ちょっと体調が優れないな」「内臓の調子がよくないな」と思ったら、黒い食べ物をぜひ食べてみてください。

 

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