「てききしん」ではありません。「敵愾心」の読み方、意味、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「敵愾心」です。
「敵愾心」の読み方は?
「愾」という漢字に「気」に似た形が含まれていることから、「敵愾心」を「てききしん」と読んだ人がいるのではないでしょうか。確かに「愾」は音読みで「キ」とも読みますが、「敵愾心」の読み方は「てききしん」ではありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「てきがいしん」です。
_________________
▶▶▶他の問題にもチャレンジ!!!
答えは>>こちら
_________________
【漢字解説】
「敵愾心」とは
敵に対する憤(いきどお)りの気持ち。敵を憎み、怒りをあらわにして戦おうとする意気込み。
出典:テキガイシン|言葉|漢字ペディア
という意味です。
「愾」という漢字は以下の意味を持ちます。
①なげく。ため息をつく。ため息。
②いきどおる。いかる。うらむ。出典:愾|漢字一字|漢字ペディア
「愾」の意味を知ると、「敵愾心」という漢字そのものが“敵に対する憤りの気持ち”を表していることが伝わってきますね!
ではここでもう一問、漢字クイズを出題します。
「敵う」をなんと読むか知っていますか?
もちろん「てきう」ではありませんよ。常用漢字として知られている「敵」の音読みと訓読みは「テキ」と「かたき」ですが、表外読みの訓読みには「あだ」と出題した「敵う」があります。
意味や例文を知ると、意外と馴染みのある読み方であることに気づかされます。「敵う」は「及ぶ。匹敵する。たちうちできる」を意味し、例文には「テニスでは彼に敵う者がいない」などがあげられます。
正解は……
「かなう」です。
続きを読む
スポンサーリンク