エリート銀行員たちの驚きの恋愛事情。「火遊び」のつもりが大火災に!?暴かれた男の「正体」とは(後編)
火の元注意。そして予想外の展開へ
「どうしてこの場所なの?」と千尋さんは聞きました。
すると「ここが安全な場所だからね」と彼は返しました。
首を傾げる千尋さんに、彼は続けます。
「ボイラー室って、新人の子が朝一番にスイッチを入れて、最終退行する人がスイッチをオフにするんだよ」
千尋さんは彼が何を言いたいか理解しました。業務中は、誰も入らないということです。
彼は千尋さんを強く抱きしめ、キスをしました。
いつも会っている落ち着いたホテルではない上に、店の中です。外から行員が歩く音や、話し声も聞こえてきます。
興奮した2人は、夢中で求め合いました。
そして、彼のものが千尋さんの中に入った瞬間のことでした。
けたたましい勢いで、サイレンが鳴り始めたのです。
次ページ「サイレンの正体とは?二人の末路は?」
この記事は
作家・ライター
綾部まと
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