知ってた?電子マネーで電気代やクルマ税をお得に納付できるらしい!
税金を納めることは義務のひとつですが、少しでも節約になればうれしいですよね。そして人気急上昇の電子マネーを利用して納めたい!という方も多いのでは?今回は、税金や公共料金を納めるときのお得ワザをご紹介します。
税金の納付書は現金対応がほとんど
自動車税などの税金や水道・電気・ガスなどの公共料金の支払いについて、請求書が郵送されるようなものは、コンビニエンスストアや銀行などにおいて現金で納めることが想定されています。そのため、コンビニエンスストアで支払う場合でもクレジットカードを利用することはできません。
ちょっと前は、一部のコンビニエンスストアではクレジットカードによる支払いを認めていたり、特定のクレジットカードだけに支払いが認められていたりと、知っている人にはお得な裏ワザがありました。
しかし、近年は納付書による支払い、いわゆる収納代行においてクレジットカードなどで支払うことはできなくなっている傾向があります。
それでも、税金や公共料金は高額であることが多いため、現金の支払いはポイントなどを貯めたい人にとっては、何となく「これをクレジットカードなどで支払えたら数百ポイントついたのにな」などといった計算をしてため息をついてしまうことも。少しでもおトクに納付できればいいですよね。
税制改正バンザイ??
平成28年度税制改正によって、クレジットカードで支払える税金等が増えました。各地方公共団体も地方税などをクレジットカードで支払うことができる体制になってきています。しかもクレジットカード払いによって、そのカードのポイントなどもためることができます。自動車税が約5万円だとすると、1%ポイント還元のクレジットカードを利用すれば、500円の還元。ちょっとしたランチを食べることが可能になってしまいます。使わない手はありません。
でも、ちょっと注意が必要です。実はクレジットカードで納付する際に、手数料が必要になります。この手数料は1万円ごとに税込78円。還元率1%のカードならば、22円分のおトク。先ほどのランチの例ですと110円ですから、ちょっとしたジュース類でしょうか。それでも、現金で納付するよりもクレジットカードで支払った方が損をしません。
知っている人は活用している!セブンイレブン
それでは、電子マネーならばどうでしょうか。大手コンビニエンスストアであるセブンイレブンでお買い物をするときにおトクがいっぱいなのは、電子マネー「nanaco」。この「nanaco」はセブンイレブンで税金を支払うなら「nanaco」で支払いが可能になっているのが大きなポイントです。
基本的に現金で支払うための請求書ならば、セブンイレブンで「nanaco」支払いできます。
ただし、通常お買い物をするときに貯まる「nanacoポイント」はつきませんので、税金をnanacoで支払ってもポイントがつきません。
では、どうすれば損をしないのか、それは「nanacoチャージ」をセブンカードなどチャージにポイントが貯まるクレジットカードを使うことです。これで実質的なポイントバックが可能になっているのです。現在最もおトクとされているのが「セブンカード」で、nanacoにチャージすると200円に1nanacoポイントが貯まります。これは0.5%の還元率ですから、先ほどの自動車税の場合は250円です。しかも、オートチャージができるようになってきていますので、チャージも面倒ではなくなってきています。
これはあらゆる請求書払いに対応可能ですから、何でも0.5%還元になります。1度に処理支払える請求書の数やnanacoのチャージが5万円までしかできないのに注意してくださいね。
どうしても現金チャージ!という方は、「現金チャージをすると2,000nanacoポイントが当たる」などといったセブンイレブンやイトーヨーカドーで実施されているキャンペーンを狙ってチャージしておきましょう。
ミニストップでは「WAON」を使おう
ミニストップの場合は電子マネー「WAON」を利用して、税金などの支払いが可能です。こちらも「WAON」で支払った場合にはポイントが貯まりませんが、「WAON」チャージをするときにポイントが貯まるクレジットカードを利用すれば、チャージでポイント還元が可能になります。
また、「WAON」の場合、貯まっていた「WAONポイント」を簡単に「WAON」にチャージすることも可能ですから、ポイントが多く貯まっていた場合実質タダで支払えることになります。
こちらも現金派はキャンペーンを狙って少しでも損をしない工夫ができます。イオンなどがお近くにある方はチェックしてみましょう。
公共料金は口座振替がおトクの場合も
水道やガス、電気の場合、口座振替が一番おトクになっていることがあります。これは会社によって異なりますが、「口座振替の場合は毎月50円引き」などといった特典が用意されている場合です。この場合は通常支払う料金とクレジットカードなどで得られる還元率や電子マネーで得られるポイントと比較してみてはいかがでしょうか。
口座振替は一度手続きが完了すれば、口座に残高がありさえすればよいという便利さが魅力です。労力の節約にもなります。
どれが一番損をしないか、ちょっとした手間ですがずっと支払うものが多いですので、見直してみることをオススメします。
公共料金や税金の支払いに、電子マネーでおトクを得ることができます。例えば、1回は250円程度でも、税金は高額なものが多いため、同じ金額を10回では2,500円。ちょっとしたぜいたくランチが楽しめます。1つ1つは小さな金額でも積もれば大きな金額になります。ぜひ活用してみてくださいね。
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