「感じがいい女性」がレストランのマナーで、品格の違いを感じさせる【ちょっとしたしぐさ】10選
口紅がグラスやカトラリーにつかないように、あらかじめ化粧室等でティッシュオフ
グラスについた口紅を指で拭ったりナプキンで拭うのはタブーです。グラスが薄かったら割れることもあるからです。食事が始まる前に、口紅を軽くティッシュで拭っておくことが思いやりであり、レディーのたしなみです。
また、食事中や食後すぐに化粧室へ行くことはできるだけ避けたいものです。楽しい時間を過ごすのですから、テーブルへ案内される前に化粧室ヘ行き、髪や服装もきちんと整えておきたいですね。
「いらっしゃいませ」の挨拶に対して、した側が喜ぶような対応を
「いらっしゃいませ」とスタッフの方に迎えていただいたら、ゲストも相手のことを思いやり、微笑みとアイコンタクトで挨拶をします。お客様である前に、自分もまた、その場をつくる一員であるという自覚を持ちます。
席に案内されたら、椅子の背もたれにもたれかからず座る
背筋がスッと伸びた美しい座り姿は、それだけで女性を魅力的に見せてくれるものです。
ねこ背の人や、常に背もたれに寄りかかる癖のある人は注意が必要かもしれません。椅子に座る際は、握りこぶし1つ半くらい空けて正しい姿勢で座ります。それより遠い場合、自分で椅子の位置を直しますが、難しければスタッフの方をお呼びして椅子を中に押していただきます。
バッグは背もたれには置かない。大きさに合わせて対応を
バッグを背に置くと、正しい姿勢が保ちづらくなりますので気をつけましょう。
小さなバッグは膝の上に置きます。この場合は、食事の時のナプキンはバッグの上にかけます。膝に乗らない大きさのバッグの場合は、バッグを入れるかご等を用意していることもありますので、スタッフの方にお伝えして、それをお借りしてその中に置きます。大きな荷物の場合は、クロークがあれば先にクロークに預けます。
向かい合う相手の手先やメニューを見る姿勢に気を抜かない
メニューを選ぶ時の姿勢は無防備になりがちです。メニューを見ようとするあまり、前のめりになり美しい姿勢が崩れます。自分が思っている以上にこのときの姿勢は目立つもの。腰から頭まで一直線になるように、エレガントな振舞いを保てるようにしましょう。
また、向かい合う相手の手先は意外と目立つものです。女性らしい振る舞いとして会話中や食事中は、指先がそろっていると上品ですね。
つづき▶【後編】では、フォークとナイフの扱いなど、うっかり間違いがちだけれど本来はどうすべきかのテーブルマナーについてお伺いしました。__▶ ▶ ▶ ▶ ▶
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