45歳独身、年収450万円。ぶっちゃけ貯金ほとんどありません、老後ひとりでやっていけますか?(後編)

45歳になったノリコさんは、勤続25年の休暇をもらったとき、退職までの期間の方が短いことに気がついたそうです。このままおひとりさまだとしたら老後大丈夫……? そう言って相談に来られたノリコさんのお話です。後編です。

<<この記事の前編:「就職してからずっと一人暮らしで、生活費以外はほぼ全額おこづかいのようなノリで何も考えずお金を使ってきました」という、ノリコさんの収入と支出を公開

 

■「貯めているのに貯まらない」…それは典型的な思い込みなのです

ノリコさんは開口一番「毎月1万円ずつちゃんと貯めているのにお金が貯まらないんです」とおっしゃいました。ですが、家計収支の表でもお気づきのとおり、ノリコさんの収支は毎月2万円の赤字です。

 

確かに口座引き落としで月1万円定期預金をしているのですが、聞くと旅行や欲しいモノがあると解約するので結果「貯金」として残っていません。つまりノリコさんがしているのは「お金の一時保管」に過ぎず、貯まるはずはありません。

 

そして、この相談を機に支出を書き上げて改めて毎月手取り収入より支出が多いことに気がついたとのこと。まずは、支出の見直しをしていくことにしました。

 

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