ダイエットしたいです。「乳酸菌入り」と「ビフィズス入り」ヨーグルト、どちらが良い?

短鎖脂肪酸を増やすヨーグルトの食べ方

続いて、短鎖脂肪酸を腸内で増やすためにヨーグルトを取り入れる際のコツについて、一般社団法人日本腸内環境食育推進協会の腸の学校®認定講師で管理栄養士の津崎みくさんに伺いました。

短鎖脂肪酸を増やすためにおすすめの食べ方を3通り、教えていただきました。ぜひ取り入れてみてください。

1.酒粕プルーンヨーグルト

「プルーンには水溶性食物繊維が豊富です。ドライプルーンを使用することで量をしっかり摂ることができます。ドライプルーンをヨーグルトに一晩浸けておくと、プルーンがヨーグルトの水分を吸って、ヨーグルト自体が濃厚になります。そしてプルーンの甘さがヨーグルトに溶けてほんのり甘いヨーグルトに大変身。酒粕には腸の動きをよくしたり、余分な脂質やコレステロールを排泄する役割があるため、便秘解消やダイエットにおいて相乗効果をもたらします」(津崎さん)

「酒粕プルーンヨーグルト」レシピ

【材料】(1人分)

・ヨーグルト 100g

・酒粕 大さじ2

・ドライプルーン 3粒

・キウイフルーツ 1/2個

【作り方】

(1)酒粕とプルーンをヨーグルトに浸け、冷蔵庫で一晩寝かせる。

(2)キウイフルーツは食べやす大きさにカットして、(1)に盛り付ける。

※酒粕にはアルコールが含まれるため、アルコールに弱い方は600Wの電子レンジで40秒程度、加熱してアルコールを飛ばしてください。途中でかき混ぜ、少量水を加えながら数回繰り返すと飛びやすくなります。

 

2.オートミールとベリーのヨーグルト

「オートミールはそのままでは硬いので、ヨーグルトに一晩漬けることでモチモチ食感になります。すぐ食べたい場合はヨーグルトにオートミールを浸して電子レンジで30秒加熱してください。水分を含んだオートミールは腹持ちが良いのも嬉しいポイント。水溶性食物繊維が豊富なオートミールと、いちごのマグネシウムやクエン酸によって腸の動きをサポートします」(津崎さん)

「オートミールとベリーのヨーグルト」レシピ

【材料】(1人分)

・ヨーグルト 100g

・オートミール 30g

・いちご 3粒(60g)

・ブルーベリー 20g

・はちみつ 大さじ1

【作り方】

(1)オートミールをヨーグルトに浸して冷蔵庫で一晩置く。

(2)いちごは食べやすいサイズにカットする。

(3)(1)に(2)とブルーベリーをトッピングし、はちみつをかける。

※すぐに食べるときはオートミールに大さじ2のヨーグルトをかけてラップをして600Wの電子レンジで30秒程度加熱する。

 

3.甘酒きんかんヨーグルト

「砂糖不使用で甘酒ならではの優しい甘みと、きんかんの爽やかな酸味が美味しい甘酒きんかんヨーグルトです。甘酒は善玉菌のエサになるオリゴ糖やビタミンB群が豊富で、腸内環境を整えたり、疲労回復や脂質代謝を促進する効果があります。きんかんに含まれる水溶性食物繊維は、便を柔らかくしたり、善玉菌を増やす効果があるため、腸内細菌のバランスを整えてくれます」(津崎さん)

「甘酒きんかんヨーグルト」レシピ

【材料】(1人分)

・ヨーグルト 100g

・きんかん 3個(60g)

・甘酒 大さじ2(濃縮タイプ)

【作り方】

(1)きんかんは半分にカットして、種をとる。耐熱容器にきんかんと甘酒を入れてラップをし、600Wの電子レンジで1分加熱する。

(2)ヨーグルトと(1)を和える。

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