「疲れた」と感じているあなたへ【暮れの酉】〈3/11~3/17〉今週の占い【鳳凰数術】
占い好きのあいだで当たると評判の占い師、暮れの酉さん。
前半は、気にしやすい、不安になりやすい、傷つきやすい、落ち込みやすい……そんな”あなた”に贈る、読めば心がスーっと軽くなるお守りのようなお話。まるで占いに行ったあとのように、すっきりと前向きになれる占いエッセイです。救いになる言葉が見つかりますように。
後半は、今すぐできる「今週の開運アクション」を鳳凰数術の9タイプ別に伝授。運を引き寄せて、ハッピーな1週間を過ごしましょう♪ ▶▶▶「今週の開運アクション」へ
【暮れの酉】繊細なあなたに贈るお守りエッセイ【鳳凰数術占い】#19
疲れたと感じているあなたへ
子どものころって疲れ知らずでしたよね。日が暮れるまで遊んでも疲れませんでした。好きなことに夢中になっているとき、体は疲れているんでしょうが、心が疲れるということはありません。大人の私たちが「疲れた」と肩を落とすときは、心が疲れてしまったときです。人によって感じ方の差はあるでしょうが、心がすり減っていくとか、心がカサカサになっていく、みたいな感じですかね。
がんばり屋さんはやりたくないこともがんばってしまいます。まじめで責任感が強い人ほど、やりたくないことをたくさんやってしまうのです。それでも、感謝されたり、成果が出たりして、報われれば疲れも吹き飛びます。
子育てがそう。生まれてまもない赤ちゃんのころは数時間ごとに泣いて、食事も睡眠もままならない状態が続きますよね。僕は子育てをしたことがありませんが、特に初めてのお子さんだと、どうして泣いているのか、何をすれば泣き止むのかもわからなくて、心身ともにすり減らしますが、ニコッと笑う幼子の笑顔を見ると疲れも吹き飛ぶとはよく聞きます。
仕事から帰ってきて、疲れているのにがんばって作ったごはんを、おいしいとほおばってくれる子どもやだんなさんの笑顔、「いつもありがとう」と肩に置かれたパートナーの手の温もりは疲れを癒す特効薬になります。でも、そういうのがないとドッと疲れる。一生懸命作ったごはんを、スマホを見ながら機械的に口に運ぶ姿や、自分が使った食器さえ片付けずにテレビを見ている背中を見ると、「どうして私だけがんばんなきゃいけないの?」とすべてを投げ出したい気持ちになるでしょう。
仕事でもそう。誰かがやらなきゃいけないからと思って、スポットライトの当たらない仕事をコツコツやっていたらダメ出しされた。残業してやっとやり終えたのに、方針変更で全部やり直しになった。報われない仕事はむなしいですよね。
占い師をやっていると、「報われなさ」に苦しむお話は山ほど聞きます。
疲れの原因は、こういう「ひとり相撲しているような」気がする瞬間にあると僕は思っています。
じゃあどうすればいいのか。
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