「疲れた」と感じているあなたへ【暮れの酉】〈3/11~3/17〉今週の占い【鳳凰数術】

「ねえ、頑張ったからほめて!」

 

僕の知り合いのご家族がやっているのは「ほめてよ」と言い合う制度。日常を共有してしまうと、すべてのことが「当たり前」になってしまって、相手がどれほどがんばってくれているのかが見えなくなってしまいます。誰かにとっていともたやすいことでも、誰かにとっては努力を要することだったりします。家族といえども、自分以外の人の努力はわかりづらいんです。だから、気付いてもらうのを黙って待つんじゃなくて、こちらから「私、すごく頑張りました」を伝えて、ほめてもらうんです。

 

「疲れてるけれどお風呂洗ったからほめてよ」「やりたくないのに食器洗いしたからほめてよ」「靴下脱ぎっぱなしにしなかったからほめてよ」

誰かから見たら「やって当たり前」なことでも、がんばってやったならほめ合う。そうすると自分だけががんばってるんじゃないことが、わかるのでひとり相撲のつらさがなくなるそうです。

 

「ほめてよ」なんて言い合える距離感じゃない関係に疲れたときには、期待するのをやめるか、疲れない範囲でしか付き合わないようにするか、どちらかです。

思春期の子どもにあれこれやってあげても、うざがられるだけで感謝の言葉なんて返ってきません。自分ひとりで何にもできないくせに生意気なことばかり言って!と腹を立ててもむなしいだけ。大人になるための通過儀礼をこなしているのだとあきらめるほかありません。

 

職場の付き合いやママ友など、苦手な人と付き合わざるを得ないときは、「どこまでなら疲れずに付き合えるのか」を考えて線引きをしましょう。パパッとその場で片付けられる頼みごとは聞くけれど、それを超えたら嘘をついてでも断る。それもありです。やるときは面倒な仕事も引き受けるけれど、付き合う回数を減らす。そんなふうに関係性を維持しながら、疲れを減らす付き合い方を模索していくほかありません。

 

それ以外にも、親の介護や親戚の世話など逃げられない人間関係で、いくらやってあげても報われないことってたくさんあると思うんです。周りを見ても、自分より苦労している人がいないように見えてしまう。自分だけがなんだか損な役割をしているような気がする瞬間って、すごく孤独でさびしい。

 

いくら工夫しても免れない、そんな疲れを抱えている人は「愛」を思い出させてくれる瞬間を大切にしましょう。推し活でもいい。ヒューマンドラマを観ても良い。束の間、非日常の「愛」に触れてみる。そんな時間は、冷たい体を温めてくれるココアのように、疲れた心に癒しを与えてくれるはずです。

 

 

▶▶次は、今週の占い。運を引き寄せる開運アクション!!!

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この記事は
占い師 暮れの酉

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