この語尾を使う人、「なんだか失礼な印象の人」って言われてませんか?

「でしょ?」「じゃない?」このような語尾を使う女性がいるようです。どんなところに気をつけたらこの口癖が直るのでしょうか。今日はなぜこの口癖が失礼なのか解説し、また、どうしたらこのような言い方を避けられるのかお話します。

 

「でしょ?」って失礼でしょ?

 

「これ、美味しいね」「でしょ?」

この会話、親しい友人間では、リズムの良い受け答えですよね。私も友人とよくこんなテンポで話します。しかし、この「でしょ?」が口癖になってしまうと、あらたまった場面やビジネスシーンで思わず口から出てしまいます。そうなった時にとても恥ずかしい思いをしますよね。さらに「でしょ?」と語尾を上げてしまうと、「でしょ?うねえ……。」と続きもうまく言えません。この「でしょ?」は何ともリカバリのしにくい言葉です(笑)

そもそも「でしょ?」って何でしょう?

 

上の文からも分かるように、単発の「でしょ」は「でしょう」の省略形です。

 

そもそも、断定の助動詞「だ」の丁寧語が「です」で、「だろう」は、「だ」に推量の助動詞「う」がついた形。そのままだと付けられませんので、「だ」の未然形「だろ」に推量の助動詞「う」が付いて「だろう」となっているわけです。

 

これが、丁寧語だと「でしょ」+「う」です。

「これ、美味しいね」「でしょ?」

というやりとりは丁寧な言葉にすると

「これ、美味しいですね」「そうでしょう?」

となります。

 

さて、文法なんて難しい話はこれくらいにしましょうか(笑) 「でしょ?」がどうして失礼かと言うと、これが省略形だからなのです。何でも省略形は失礼です。

例えば「いらした」は、「いらっしゃった」の省略形で、「いらした」を嫌がる方もいらっしゃいます。ですから、言葉を省略をしないように心がけることが大切です。

 

また、この「でしょ?」は省略形な上に、語尾を上げるのも問題です。字面だけでなく、イントネーションがイライラ度を増すようです。

 

「じゃない?」って失礼じゃない?

「むしろ、こっちの仕事を先にやった方がいいんじゃない?」
「そうじゃない?」

などに見られるように「じゃない?」は、同意を求める表現として良く使いますよね。

 

こちらも、省略形な上に語尾上げなのが問題なのですね。

 

ではこの「いいんじゃない?」を、省略しない、丁寧な言葉に直せますか?

 

「いいんじゃない?」は「良いのではありませんか?」です。この「じゃ」は、話し言葉です。正しくは「では」です。これがかなりの曲者です。「じゃ」の元が「では」だなんて、なかなか気がつきませんよね。

 

目上の人が、下の人に向かって、くだけた感じを出すのに、「では」を使わず「じゃ、そろそろ始めましょうか」というのは許されても、逆はよくありません。

 

いくら語尾に丁寧な言葉をつけて、例えば「私じゃ無理だと思うんです」のようにしてもNG。正しくは、「私では無理だと思うのです」ですね。

 

語尾が失礼にならないコツ

このように省略形を使わないように気をつけるには、いったいどうしたら良いでしょう。

まずは、ゆっくり話すことです。ゆっくり話せば、省略形も出てきませんし、話し言葉も出てこなくなります。この「ゆっくり話す」というコツさえつかんでおけば、たいていの言葉は大丈夫です。覚えておいて損はありませんね。

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