
子どもの受験も無事終了。一緒に支え合ってきた「ママ友」だったのに、発表後に亀裂が!
合格発表後のランチは、お通夜のような雰囲気
ランチ会では誰も自分から話をしようとしませんでした。この雰囲気から沙織さんは「子ども達はおそらく受験に失敗したのだろう」と悟りました。もちろん、沙織さんから「娘が合格した」なんて、口が裂けても言えなかったそうです。
しかし、流石にいつまでも暗い雰囲気のままでは困るので、沙織さんは思わず「今日は天気がいいですね」と、沈黙を破るためにしらじらしい話題をふってみたのだとか。すると、1人のママ友が沙織さんに向かって「木村さん(沙織さんの苗字)、楽しそうですね。娘さん、第一志望の中学に合格されました?」と、突然訪ねてきたのです。
すると、他のママ達が全員鋭いまなざしで沙織さんをキッと睨んできたのだとか。この時の恐怖は今でも忘れられないと沙織さんは語ります。
沙織さんは、ゆっくりとした口調で「は、はい……。受かりました」と回答。すると、ママ達がひきつった笑みを浮かべながら「あら、さすが」「おめでとうございます」と、途端に拍手を始めたそうです。
なかには「木村さんのところの娘さん、優秀そうな顔立ちでしたものね。うちの子とは、やはりレベルが違うわ」というママ友も。もちろん、本心から褒めているというよりかは、どこか妬み半分のようにも聞こえたそうです。
嫌味を言われたので、仕方なくネガティブな返し方をすることに
「そんな……優秀そうな顔立ちだなんて。でも、ありがとうございます」と返答。もちろん、周囲の空気を察して「〇〇さんのお子さんは?」となど、口が裂けても言えなかったと、沙織さんは語ります。
ただ、あまりにも空気が重たかったので、沙織さんは思わず「でも、娘は小学校でいじめられていましたし。もしかしたら、中学でも上手くいかないかもしれない。ただ、他の学校へ行けば、もしかしたら上手くいくかもしれないと思って……。とにかく、今は娘が学校生活を楽しく過ごせることができればと、祈るばかりです」と回答したそうです。
ちょっとネガティブな話を入れた理由は、とてもじゃないけど「合格おめでとう」というムードじゃなかったからこそ。娘さんに悪いと思いつつも、わざわざ過去のつらい経験を話題にするのは気が引けたものの、そうでもしないとその場がおさまらないと思ったそうです。
沙織さんの発言に対し、なんとママ友の一人が「どうでしょうね(※学校で、娘がいじめられるかどうかに対して)」と回答したのです。その回答に対し、他のママ友の中にはプッと噴き出す人も。
嫌味を言われて、流石にブチギレ
沙織さんはてっきり「大丈夫ですよ」とママ友から回答を貰えると思っていたのに対し、まさかこんな嫌味のような返しをされるとは思っておらず、びっくりしたそうです。もちろん、娘を馬鹿にするような発言だったので、沙織さんは腹が立って仕方なかった模様。
思わず沙織さんは、「そんな言い方ないじゃないですか?」と、ママ友に切り返したそう。すると、別のママ友が「あら、怖い」と言い、他のママ友達もそろって渋い顔をして、沙織さんを見てきたそうです。
この様子を傍から見たら、急に沙織さん1人がママ友達に理不尽なキレ方をしているようにも見えたことでしょう。もしかするとママ友達は、最初からカフェにいる人たちにそう見えるように、沙織さんが苛立つように仕向けたのかもしれません。自分たちには叶わなかった“合格者の母”となった沙織さんへの嫌がらせとして、店内で恥をかかせたかったのかもしれません。
ランチ会を早退後、悔しくて号泣
沙織さんはいてもたってもいられず、「ちょっと用事があるので」といって、早めに切り上げることに。この時ばかりは、ママ友から言われた嫌味に本当に腹が立ち、なおかつ何も言い返せない自分が惨めで、泣きながら家に帰ったのだとか。
この出来事をきっかけに、沙織さんはママ友達との関係を断つことにしました。沙織さんの娘さんは中学で友達もできて、楽しい日々を過ごしているようです。娘さんは部活も始めるようになりましたが、「またママ友とのいざこざが起きたら怖い」と感じ、沙織さんは少し距離を置いて保護者とは接しているようです。
ママ友は仲がいい時はいいですが、関係が悪化すると面倒なものですよね。そもそも嫌な感情を持った相手は、また何らかのきっかけがあれば同じことを繰り返す恐れがあります。ママ友から嫌なことをされたら、きっぱり縁を切って、新しいママ友を作るのが得策と言えるでしょう。
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