肌のうるおい、血液サラサラには「質のいい油」の摂取が欠かせない!圧倒的に足りていない【オメガ3脂肪酸】とは

オメガ3脂肪酸の効率的な摂取方法

Photo:O-DAN

オメガ3脂肪酸の摂取方法は、主に魚介類、油、サプリメントです。
それぞれの効率的な摂取方法や注意点をご説明します。

1.魚介類から摂る

オメガ3脂肪酸は、魚介類からEPAやDHAを摂取するのが一番効率のいい方法です。
とくに、いわしやさんまなどの青魚、脂肪が多いさけやまぐろ、かにやかきのような甲殻類に多く含まれています。
オメガ3脂肪酸は魚介類の脂質内に存在するため、油を落としてしまう調理法は向いていません。
油が溶け出した汁ごと摂取できる煮ものや汁もの、そのまま食べられる刺身などがおすすめです。

2.エゴマ油やアマニ油から摂る

エゴマ油やアマニ油には、オメガ3脂肪酸の一種であるα-リノレン酸が含まれています。
オメガ3脂肪酸は熱に弱く酸化しやすいため、揚げものや炒めものに使うのは避けましょう。
サラダのドレッシングとして使ったり、ヨーグルトや納豆に混ぜたりするのがおすすめです。
また、オメガ3脂肪酸は、大豆油やコーン油、加工食品などに含まれるオメガ6脂肪酸との摂取比率で言えば、オメガ3:オメガ6=1:2が理想です。
脂肪酸のバランスに注意しながら、オメガ3脂肪酸を摂取しましょう。

3.サプリメントから摂る

オメガ3脂肪酸のサプリメントはEPAやDHA、フィッシュオイル、オメガ3などの名称で販売されています。
EPAやDHAが配合された魚由来の原料を使ったものを選びましょう。
オメガ3脂肪酸のサプリメントに関する研究では、心血管疾患や炎症性疾患などに関する肯定的な効果が報告されていますが、製品の品質や、個々人の状態によってもそのメリットやリスクは異なるため、できれば医療専門家のアドバイスを得ることをおすすめします。
基本的には食品からオメガ3脂肪酸を摂るのが理想ですが、難しい場合は補助としてサプリメントを使いましょう。

40~50代の美と健康には漢方薬もおすすめ

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オメガ3脂肪酸のようにからだの内側から健康的な美しさを目指すなら、根本改善を得意とする漢方薬もおすすめです。
漢方薬は医薬品として効果が認められており、美容皮膚科でも自然由来の治療薬として処方されています。

急に食生活を変えるのは難しいという方でも、すぐに取り入れられるのが漢方薬のメリットです。
美と健康を目指すには、
•水分の循環をよくして潤いを与える
•血流をよくして肌に栄養をいきわたらせる
•消化・吸収機能を改善してからだに必要な栄養をつくる
•新陳代謝をよくする
•ホルモンバランスの乱れを整える
などの働きをもつ生薬を含む漢方薬を選びましょう。

<更年期の美と健康におすすめの漢方薬>

・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん):肌に栄養を与え、ターンオーバーを促します。
比較的体力があり、肩こりやのぼせ、足冷えがある方に。
・四物湯(しもつとう):栄養と潤いを補って流れをよくすることで、肌に栄養をいきわたらせます。
皮膚が乾燥しやすく色つやの悪い方に。
漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、自分の状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、思わぬ副作用が生じることもあります。
 自分に合った漢方薬を見極めるには、プロの力を借りるのがおすすめ。
 「あんしん漢方」のような、漢方のプロがAI(人工知能)を活用して個人に効く漢方を見極めてくれるオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

相談から購入までスマホで完結し、漢方薬がお手頃価格で自宅まで届く手軽さが魅力です。

美と健康にオメガ3脂肪酸は必須!

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オメガ3脂肪酸の摂取は、外見やからだの内側の老化防止に役立ちます。
「最近、魚をあまり食べていないかも……」という方は、ぜひ魚介類を献立に取り入れ、オメガ3脂肪酸を摂ってみてくださいね。
また、更年期のお悩みを根本改善するなら、専門家に相談して漢方薬を飲むのもおすすめです。
オメガ3脂肪酸や漢方薬で、若々しく健康的な美しさを目指しましょう!

<この記事を書いた人>

あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)
医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。
表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
一般社団法人日本サプリメント協会理事長

後藤 典子(ごとう のりこ)
同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。

Youtubeチャンネルで健康リテラシー向上のための情報を発信している。

2023年よりSフードプロジェクトのリーダーとして、機能性表示食品ののぞましい発展を支援する活動をしている。

●Sフードプロジェクト:https://s-food.net/


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