
ついに憧れの仕事に就けた44歳。なのにストレスしか感じない!こんなはずじゃなかったのにナゼ!?
まさかの事態に、開いた口が塞がらない
それは第1話のシナリオを納品してから、1ヶ月後のことでした。先日の女性担当者から「内容はとても素晴らしいのですが、漫画家の方から『思っていたのと違う』という話があり、シナリオを大幅に変えることとなりました。報酬については変更ありませんので、納得して頂けると幸いです」とのこと。
どうやら、そのシナリオにあわせて作品を完成させる漫画家は、かなりこだわりが強く、自分の世界が明確なタイプだったそう。今回シナリオ作家を入れることにしたのも、漫画家側の希望ではなく、出版社側の「いつも同じような展開になりがちなので、新しい風を作品に吹き込みたい」という要望によるものだったとのだとか。
結局、漫画家サイドが乗り気にならないと作品は完成しないため、明菜さんのシナリオはお流れとなったそうです。明菜さんがその仕事に最も求めていた「自身のペンネームをシナリオ作家として記載してもらう」という願いも、内容を大幅に変更したことで、叶わなくなってしまいました。
つまり、漫画家と出版社に振り回されてしまっただけという結果になってしまいました。不幸中の幸いで、契約時の報酬よりも少し多めにボーナスをつけてくれたのだとか。
ただ、この出来事をきっかけに、明菜さんにその会社からシナリオの仕事は一度も来なくなったそうです。おそらく会社側からしても明菜さんに対して申し訳ないという気持ちがあり、気まずさから仕事を受注できなくなってしまったのかもしれませんね。
明菜さんはその後、シナリオ作家を目指す仕事探しは2度としなかったそうです。
憧れよりも「向いている仕事」の方が、ストレスなく働けると気づく
明菜さんは現在、シナリオ作家の仕事は探さず、従来のように企業から依頼されたネット記事や、イラストを描く仕事を続けています。今では、慣れた仕事のほうがストレスもなく、マイペースに高単価の仕事を受注できるので、自分に合っていると気づいたそうです。
日々働いていると、今の仕事でなく昔目指していた「憧れの仕事」に再チャレンジしてみたくなることもあるでしょう。ただ実際に、憧れの仕事に携わってみると思っていたものと違うというのは“あるある”だったりしがちです。「こんなはずじゃなかった」という感情は、自分のなかでの憧れが大きかっただけに、理想と現実のギャップができてしまっていたから、感じたものかもしれません。
憧れの仕事といえども、いいことばかりではありません。仕事である以上は、クライアントからの依頼内容に沿うものになるよう対応する必要があります。それに実際に仕事をしてみないと、向き・不向きもわからないもの。たとえ憧れていた仕事であっても、自分に合っていなければ、ストレスを感じることもあるでしょう。
憧れや理想よりも「向いている仕事」に従事している方が、案外気持ちよく仕事できるものなのかもしれませんね。
【編集部より】
あなたや周囲に発達障害とともに暮らす方はいませんか? 生きづらさ、困っていることなど、お話を聞かせてください。 こちらから
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