ママ友は簡単に、エルメスのバッグを入手できるの⁉ 見えない 「経済格差」にモヤモヤが止まらない42歳

2024.04.10 LIFE

 

ママ友は、すぐに他のバッグを手に入れることができるというのに

他のママ友達は、彼女がインザループを所持していても、特段注目している様子はありませんでした。しかし、菜々緒さんは、そのバッグに目が釘付けだったそうです。

菜々緒さんは、思わずそのママ友に「それ、もしかしてエルメスのインザループですよね……?」と聞いてしまったのだとか。すると、そのママ友は少しびっくりした表情をしたものの、その後ゆったりした口調で「あ、これ?最近、担当さんに紹介してもらって購入したの」と一言。ママ友は自慢しているような口調ではなく、まるでスーパーで野菜を購入するような軽いノリにも感じられたと、菜々緒さんは語ります。

ママ友の言葉を聞いた瞬間に、菜々緒さんは悔しさと羨ましさで胸がいっぱいになったとのこと。もちろん、それは仕方がないことですが、菜々緒さんは必死でオンラインサイトをチェックしても購入できなかったからこそ、よりそんなママ友のことが羨ましいと感じたのでしょう。

菜々緒さんはこの瞬間に「自分のような庶民は、必死に探し回っていても手に入らない。いいものは、お得意様にならないと手に入らない。そして、これが庶民とセレブの差なのかもしれない」と悟り、とっても虚しくなったそうです。

それと同時に、ブランド品に対する熱もすっかり冷めたとのこと。菜々緒さんが欲しかったのは、ハイブランドのバッグではなく、それを手にすることで得られる「ステータス」だったのかもしれません。

そして、それがそう簡単に手に入るのもではないと悟ったからこそ、諦めることができたのでしょう。

 

 

憧れを手にするのは諦めたものの、完全には踏ん切りがつかず……

現在、菜々緒さんはエルパトをすることもなくなり、今では夫、娘と週末に楽しくお買い物をしているそうです。オンラインサイトのチェックを辞めるようになってから、家族と向き合う時間も増えたように感じたと、菜々緒さんは語ります。

ただ、百貨店に立ち寄った際にエルメス店舗の前を通ると、そこで並ぶ行列の前に思わず並びたくなるといった衝動は、今も消えないようです。残念ながら、夫に「エルパトをしていたこと」を一切話していないため、なんとかその気持ちをぐっとこらえて、平常心を保つようにしているとか。

また、菜々緒さんが会社で働いている時も、ふと「スキマ時間」があると、携帯片手にオンラインサイトをチェックしたくなる衝動に駆られることが、今でもまだあるのだとか。

もしかしたら、菜々緒さんはどこかで「憧れのもの」を手に入れないと、いつまでもその気持ちを完全に消し去ることはできないのかもしれません。

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