親との関係がしんどいあなたへ。【暮れの酉】〈4/22~4/28〉今週の占い【鳳凰数術】

親孝行とはなにか、親孝行をしなければいけないのか

 

オトナサローネ読者の世代になると、親の介護という問題が迫ってきていますよね。親の介護は自分がやらなくてはいけない。そういう呪縛に自らを投じてしまいがちです。

 

あえてはっきり言いますが、親の要求にすべて応えることが親孝行ではありません。また、すべて自力で介護しないと親不孝なわけでもありません。

 

真っ当な親の、一番の願いは「子どもの幸せ」です。

だから、一番の親孝行は、あなたが幸せであることです。あなたが自分の幸せを犠牲にしてまで、尽くす姿を見たくないのが親心のはずです。

 

毒親でないとしても、あなたの「親孝行感」はこれに合わせてください。

まず、あなたが幸せであること。ストレスがないこと。心身の健康を損ねないことです。

そのうえで、どこまでなら、負担なく関わるかの「線引き」を決めましょう。子どものいない人や、子どもの援助を受けられない人はごまんといますが、国や自治体のサポートを得て、問題なく生活しています。施設にお世話になるときも、身元保証人にはなりますが、日常の世話は一切できません、と伝えても構わないのです。

 

かけるお金と時間も上限を決めたほうがいい。理想論と現実はわけて考えたほうがいいです。理想的な介護ができなくても、自分を責めないでください。常に親の期待に応えなければいけないと思っているなら、それは毒親のかけた呪いです。

 

僕のお客様で親の介護で不幸になった方がおふたりいらっしゃいます。

おひとりは親への長年の恨みを介護で晴らした方。弱っていく親をいかに虐めたかを語られるのですが、そのお顔があまりにも哀しそうで、かける言葉が見つからなったほどです。もうひと方は身を粉にして介護をされた方。お父様が亡くなられたあと、ポツリと「最後まで褒めてくれなかったんです」と肩を落とされていました。

 

何十年もかけてこじれてしまった関係性が、一朝一夕で解けることを期待するのはやめた方がいいです。過去のことを謝罪してほしいとか、介護している自分に感謝の気持ちを持ってほしいとか、変わることを期待してしまうと、また新しい呪縛が生まれてしまいます。

 

親との関係を変えたければ、「無理すればできる」範囲までかんばるのではなく、無理なくできる範囲を見極め、自分を傷つけない距離感をまず見つけませんか。あなたが変われば、関係性が変わる奇跡が起こるかもしれません。

 

 

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