親との関係がしんどいあなたへ。【暮れの酉】〈4/22~4/28〉今週の占い【鳳凰数術】

占い好きのあいだで当たると評判の占い師、暮れの酉さん。

前半は、気にしやすい、不安になりやすい、傷つきやすい、落ち込みやすい……そんな”あなた”に贈る、読めば心がスーっと軽くなるお守りのようなお話。まるで占いに行ったあとのように、すっきりと前向きになれる占いエッセイです。救いになる言葉が見つかりますように。

後半は、今すぐできる「今週の開運アクション」を鳳凰数術の9タイプ別に伝授。運を引き寄せて、ハッピーな1週間を過ごしましょう♪ ▶▶▶「今週の開運アクション」

 

【暮れの酉】繊細なあなたに贈るお守りエッセイ【鳳凰数術占い】#24 

 

 

親との関係がしんどいあなたへ

 

「毒親」という言葉はすっかり定着しましたよね。占いの現場でこの言葉を聞くことも増えました。「毒親」の提唱者、スーザン・フォワードは、毒親とは「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」を指す言葉として使ったとされています。「自己愛的な親」と言い換えることができるでしょう。本来、他者として子どもを愛するべきところを、自己の一部として愛してしまう。もしくは、自己愛を実現するために、子どもを犠牲にしてしまう。そのような親であるといえるでしょう。

 

ご本人が親御さんのことに触れなくても、四柱推命の命式なんかをみていると、親から過大な影響を受けている可能性というのは読み取れます。「占いでは〜と出ていますが、何かお心当たりはありますか?」とお尋ねして、初めて「実は……」と口を開かれる方も多いです。

 

身体的に暴力をふるうとかであればわかりやすいのですが、自由放任主義と見せかけた育児放棄(ネグレクト)だったり、一見子どものためを思っての言動のように見える教育虐待だったりすると、当事者の自覚も持ちづらかったりして、「なぜだか生きづらい」という感覚を訴える「心の不定愁訴」になりがちです。

 

親と会うのがしんどい、一緒にいると疲れる、親から何か言われると強いストレスを感じる、親の言う通りにしないと罪悪感が残る、親からの着信を見ると気が重い…このような感覚があるようなら、親との付き合い方をきちんと考えた方がよさそうです。

 

親子関係の相談を聞いていると「呪縛」という言葉が浮かんできます。縛りつけているのは親のように見えて、実はご自身ということはよくあります。変な言い方になりますが、完全な悪で、恨んで当然だと思える親ならまだマシです。タチが悪いのは、恨めない親です。

 

どんな親だったとしても育ててもらった恩がある。自分が親になったりすると、その思いは強まります。親もこんな大変な思いをしながら育ててくれたのだから。そんな親を疎ましく思ったり、避けたり、言うことを聞かなかったりする自分は、悪い。そんな罪悪感に苦しめられている方は少なくはありません。毒親育ちの人は「こんな自分で申し訳ない」という罪悪感を持ったまま大人になっていることが多いのです。

 

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占い師 暮れの酉

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