値づけのからくり。あなたが買ったアクセは「松竹梅の法則」でできている
松竹梅の法則を利用して
そこでオススメなのが、松竹梅の法則、別名極端製回避の法則というものです。同じ商品の価格を3つ設定すると、真ん中の価格帯の商品が売れるという法則です。
例えばうなぎ屋に行ったとします。松竹梅と価格設定があったとしたらたいていの人は真ん中の竹を選びます。特に右にならえの精神が染み付いている日本人は無難なものが好きですね。真ん中を選ぶ傾向にあります。
購入する検討の範囲を広げる
これをハンドメイドに応用します。例えば2,000円のネックレスを売りたい場合、まず2,000円のネックレスの利益率を高く設定します。用は一番儲けられる価格にすることですね。そして次に梅価格を設定します。1,400円くらいで買えるものがいいでしょうか。梅価格は客寄せパンダ的存在です。あまり欲しくないけど、安いから買ってみようかなという存在です。
最後に一番高いものを作ります。これは手間や材料費がかかるもので売れたらラッキーくらいの価格設定にしておきます。さしずめ3,000円といったところでしょうか。
竹の上に松をつくることで、購入する検討の範囲が広がり竹が検討レベルの範囲にはいります。こうすることでむしろ竹が一番お得なのではないかと思わせることができ、真ん中の値段のものが一番高く売れます。
値段付けが今後の売り上げを左右
このように、松竹梅の価格を設定することで、一番利益率の高い真ん中の竹が売れやすくなります。ただし、松竹梅の価格差を広げすぎるとターゲット層がわかりづらくなるのでオススメしません。
値段付けが、今後の売り上げを左右する決定打になりますので、じっくり考えてからつけてみてください。自ずと答えが見えてくると思います。
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