「エルメスのバッグを貸して」と懇願する、非常識なママ友に呆然。 さぁ、貸す?貸さない? なんて断る⁉

2024.04.30 LIFE

ママ友の見栄っぱりな性格に、呆れる始末

しかし、緑さんが所持しているエルメス、CHANELのトートはいずれもキャンパス素材で、クタクタになるまで使っているので、角擦れも目立っていました。木村さんからバッグを貸して欲しいとお願いされたものの、「正直、そんなボロボロのバッグを持っていったところで、他のママから笑いものになるのでは……」と感じたと、緑さんは語ります。

そこで、緑さんは「こんな古いバッグ持っても、自慢にならないと思います」と伝えることに。すると木村さんは、「ちょっとクタクタになっているのが、ちょうどいいのよ。昔購入して、ガンガン使っている感じがするし」と食い下がってきたのだとか。

しかし、そのバッグをガンガン使っているのは木村さんではなく、あくまで緑さんです。見栄を張るためにバッグを借りても、木村さんには馴染まない気がしたと、緑さんは語ります。

そんな木村さんに「バッグを貸せない」と感じた緑さん。「一つのバッグを、大事に使い続けているって私は素敵だと思いますよ」と言い返したそうです。その言葉は、決してバッグを貸したくないからという理由ではなく、本当に心の底から思ったから出た言葉でした。

にもかかわらず、木村さんはそんな緑さんに対し、「ふぅん……そういう考えなんですね。あっ、もういいです」と、つまらなそうな表情で会話を切り上げたのだとか。おそらく、バッグを貸してくれないから「用無し」と捉えたのでしょう。

人にお願いをしておきながら、上手くいかないからといって、ぞんざいな態度を取る木村さんに正直「イラっ」としたのだとか。

 

 

人にモノを借りる態度ではないママ友の対応に、終始イライラ

木村さんの態度を見るなり、緑さんはどこか心の貧しさを感じたと語ります。ハイブランドアイテムは、上質な素材を使用しており、デザイン性の高さなどから、その人の魅力を引き立たせる効果があるものです。

しかし、それと同時に「モノとの付き合い方」には、その人の本質があらわれるのではないかと、この出来事から緑さんは悟ったそうです。

本当に心が豊かな人であれば、見栄を張るために、わざわざ人からバッグを借りようとしないものです。今あるバッグを大切に使い続けることも、素敵なことですよね。ただ、木村さんからすれば「ハイブランドのバッグの数=財力・ステータスを誇示できる」なのかもしれません。

この経験をきっかけとして、木村さんは息子・娘に対して、「モノを大切にすることの素晴らしさ」を教えていきたいと感じたそうです。また、今手持ちのトートバッグも、擦り切れるまで使い続けて、その姿を息子や娘に見て欲しいという思いもあるのだとか。

 

 

ママ友を反面教師として、子どもに「モノとの付き合い方」を教えたい

モノを大事に使い続けている姿を見て、子ども達にも「モノは多く持てばいい訳ではない」ということを伝えられたらいいと感じているそうです。

その後も木村さんと会釈する程度のやり取りがあるそうです。ただ、木村さんは以前よりも、緑さんに対してそっけない対応をするようになったそう。そんな彼女の姿を見て、子ども達にはどんな時も愛想よく、笑顔で挨拶できるよう教育しているそうです。

緑さんは、見栄っ張りな性格の木村さんを「いい反面教師」としてとらえたのかもしれません。もちろん、見栄を張ることは決して悪いことではありません。ただし、今回の木村さんのように人に迷惑をかけるレベルになるのは考え物ですよね。

せめて人にモノを借りるつもりなら、最低限のマナーとして「ありがとう」の気持ちを忘れないことも大切と言えるでしょう。

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