オフィスのほめ上手な40代はこのルールで「言葉」を選ぶ

突然ですが、あなたが他の人から定義、評価される時に、絶対に言われたくない言葉は何ですか? 「あなたって、○○だよね」の「○○」に入る言葉です。逆に、あなたがこれを言われると有頂天になってしまうようなほめ言葉は何でしょう? そこには面白い法則があるようなので、紹介します。そして好きな人の「ほめツボ」を見つける方法も紹介しますね。

 

言われてイヤな言葉の反対語は、言われて嬉しい言葉ではない?

例えば、「あなたって、アタマ悪いわね」と言われるのがイヤだとします。まあこの言葉を言われて嬉しいという人はあまりいないと思いますが、とにかく、「アタマだけは悪いと思われたくない!」そう思っている女性がいます。「アタマが悪い」の反対語は「アタマがイイ」ですよね。確かにこれもまた「アタマがイイね」と言われてイヤ~な気持ちになる人はいません。では、彼女にとって「アタマがイイね」と言われることは最上の褒め言葉なのでしょうか? 実は彼女が言われて有頂天になるような、最上のほめ言葉は「あなたって素敵な人ね」なのです。「逆」とまでは言いませんが、かなりジャンルの違う言葉のように思えますよね。

そう、彼女にとって「アタマがイイ」のは普通、当たり前の状態です。「アタマが悪い」と思われないように、そこはきちんとしているのです。つまり、そこを「アタマが悪い」と言われるのが「心外」なのです。だから、「あなたって、アタマ悪いわね」と言ってくる人に対して、異常に腹が立つのですね。
そして「あなたって素敵な人ね」と言われたい彼女、実は自分ではその言葉を連呼しています。「わー、素敵♪」という軽いものから「あの人は、本当に素敵。この前もね……」と話の序盤に使ったり、「この人のこういうところが、本当に素敵!」というようにビシッと言い納めたり、とにかく惜しみなく「素敵」という言葉を使っています。

興味を持ったので、この件について、周囲の女性にインタビューしてみました。

20代女性
言われてイヤな言葉は「うすのろ」「アタマが悪い」
反対に言われて嬉しい言葉は「その発想はなかったわ!」
30代女性
言われてイヤな言葉は「ダサい」「醜い」
反対に言われて嬉しい言葉は「ユニーク」「それおもしろいね!」
40代女性
言われてイヤな言葉「間違ってる」「違う」
反対に言われて嬉しい言葉は「あなたがいて良かった」「あなたがいたから、うまくいったわ!」

どうでしょう?

言われてイヤな言葉の反対語は、言われて嬉しい言葉ではないようです。

例えばこの40代女性の場合、「それ違うんじゃない?」と言われるのがもの凄くイヤなそう。その為に、きちんと勉強するし、行動をとる時にも、資料を揃えたり裏を取ったりして、異常に気を遣っている。そういう準備した自分に対して「それ違うんじゃない?」と言われるのが、本当に、心底イヤなのだそうです。そして彼女は、とにかくそう言われないように心を砕いているのです。

 

褒め言葉の方に注目する生き方

さて、ここ数年「強み」に関する書物が人気です。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』
トム・ラス (著), 古屋博子 (翻訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4532321433/
この本に出てくる「強み」については、こちらでご自身のものを調べることができます。

http://sf1.strengthsfinder.com/ja-jp/homepage.aspx

こちらも人気です。
強み診断ツール「VIA-IS」
http://www.positivepsych.jp/via.html

簡単にまとめれば、「弱点克服」よりも「長所強化」の方が、人生楽しいし、人の役にも立つということだと捉えていますが、今回のインタビューにもそれがにじみ出ていました。

つまり、「アタマが悪い」と言われるのが死ぬほどイヤな女性は、そこが「弱点」であると認識していて、とにかく馬鹿にされない教養が欲しいと感じているんです。そして日々、そこを補おうと努力しているのです。自分には教養が足りないと思っていて必死に勉強する、これは古くから行われてきた訓練のスタイルで、美徳とされてきました。また、悔しいことをバネにして伸びるのは人間としてもあるべき姿で、とくに私もそこを責めようとは思いません。しかし、彼女が一番言われたい褒め言葉は「あなた素敵ね」なのです。だったら、彼女のすべきことは、教養を身につけることではなく、素敵な女性になることですよね。具体的にどう素敵だと言われるのが嬉しいかは彼女自身が考えるとして、とにかく力を注ぐ場所が違うということなのです。

 

インタビューに協力してくれた、20代女性は、「うすのろ」「アタマが悪い」と言われるのがイヤで、そこをカバーする工夫をしてきたのですが、言われて嬉しい言葉である「その発想はなかったわ」にもっと力を注いだら、ハッピーになれますよね。「ダサい」と言われるのがイヤだと言う30代女性は、そこではなく「ユニークね」と言われることをどんどんすればいいのです。そして、「間違ってる」と言われることがイヤな40代女性は、正しい裏付け資料を揃えることよりも、「あなたがいて良かった」と思われる根拠を分析して、そこに注力すればいい。ちなみに、彼女は、場が混乱した時の調節や、ちょっとした意見の違いが発生した時の和ませ方がとても上手です。そこを強化したら何かのプロになれるのではないかと思うくらいです。

 

好きな人の褒め言葉に注目!

さて、この「言われてイヤな言葉の反対語は、言われて嬉しい言葉ではない」という発見の他に、「人は人から言われたい言葉を自分で言っている」という発見もありました。

インタビューに応じてくれた、20代女性の場合、言われて嬉しい言葉は「その発想はなかったわ」でした。30代女性の場合は「ユニーク」「おもしろいね」、40代女性の場合は「あなたがいて良かった」です。

そして、彼女達は、自分で人を褒める時に、驚くほどその言葉を口にしているのです。言って欲しい言葉を言っている、これはなかなかの発見のように思えます。

試しに、あなたも自分の場合について、考えてみてくださいね。

ちなみに、私にとって最悪の評価は「期待外れ」です。しかし、「期待通り」も「期待以上」も私にとっては常に準備をしていることなので「当たり前レベル」で、褒め言葉には昇格しません。しかし私が言われたい言葉は「かっこいい」と「スマート(スタイルではなく執り行い)」です。そして実際に私も人を褒める時はそこが基準で、また「かっこいい」という言葉は相当使用しています。

 

あなたの身の回りの人は、どんな人をどんな褒め方で褒めているでしょう?

例えばあなたに好きな人がいて、その人が「僕は○○な女性が嫌い」と言った場合、そこばかりに注目して、自分がそうならないようにそうならないようにと努力していませんか?もちろんそれは悪いことではありませんが、彼はそういう女性を選ばないということだけの話で「好き」かどうかは全く別の話なのです。どうせなら「彼が嫌いな女性」にならないように努力するのではなく「彼が好きな女性」になる努力をした方が早くありません?(笑)

さて、彼はどんな人を何と言って褒めているでしょうか?そして、その言葉は、彼のツボなはず。その言葉を使って彼を褒めてみたらどうでしょうか。

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