座るだけで「尿もれ」「頻尿」が治るってホント⁉ ウワサの椅子型マシーン【エムセラ®】の効果について、産婦人科医に聞きました!
エムセラ®治療で、子宮下垂が治ったケースもある!
「尿もれに悩む40~60代の患者さんの中には、子宮下垂を併発していることも。軽度のものであれば、子宮下垂がエムセラ®で治ったというケースがあるんですよ。
ある人は子宮が腟内に垂れ下がってしまい、時折、腟口からピンポン玉のように見え隠れする状態でした。でも、『手術しないで治したい!』と根気よく通い続け、自宅でも腟をキュッと締める骨盤底筋トレーニングに励んだところ、なんと10クール60回を終了した時点で、子宮の位置が本来あるべき位置に戻ったんです!」(松峯先生)
腟口から子宮がはみ出してしまう子宮脱の場合は、手術が必要になりますが、子宮が腟内にとどまっている段階であれば、エムセラ®治療+セルフで行う骨盤底筋トレーニングで改善できる可能性があるのだそうです。
1回治った尿もれが、ぶり返した! どうしたらいい?
「治ったはずなのに、トイレのドアを開ける前にちょっぴりもれてしまった」など、尿もれがぶり返したと感じたときは、骨盤底筋が再び緩んでしまったサイン。
「筋トレをお休みしていたら、筋肉が落ちてしまうのと同じと考えてください。そうでなくても、女性ホルモンが減少する更年期は筋肉量が減少し、骨盤底筋もペラペラに薄くなってしまうお年ごろ。でも、再度鍛えれば、また改善できますよ。骨盤底筋の筋力を維持するには、トレーニングを継続することが必要です」(美貴先生)
では、尿もれをぶり返してしまったら、再び2クール通わないと、いけないのでしょうか?
「いえいえ。再度エムセラ®を試したいと思ったときは、1~2回通うだけでもOKです。患者さんたちには、『骨盤底筋をキュッとさせる感覚が鈍ったときには、たまにエムセラ®に座りに来て思い出してね』と伝えています『ここがキュッと締まる!』という感覚を思い出すことで、セルフトレーニングの効果が増していきます。自分のペースで緩―く、楽しく、骨盤底筋を鍛えるセルフトレーニングを続けてくださいね!」(美貴先生)
【お話】
松峯寿美 (まつみねひさみ) 先生
産婦人科医。1970年、東京女子医科大学院修了。東峯婦人クリニック理事長、産前産後ケアセンター東峯サライ所長。女性専門外来の先駆けとして、1980年東峯婦人クリニック(東京・木場)を開業。妊娠・出産・更年期・老年期まで、婦人科系QOL(生活の質)を保つ医療を実践。骨盤底筋トラブルの治療や子宮脱を改善する経腟手術も行い、女性の健康管理を見守り支える。主な著書に「50歳からの婦人科」(高橋書店)、「更年期の処方箋」(ナツメ社)など。
「女性の一生を支える存在でありたい、こころもからだも美しくいきいきと過ごせる人生であるようにとの思いで、日々診療に向き合っています」
松峯美貴(まつみねみき)先生
産婦人科医。2006年東京女子医科大学大学院修了。東峯ラウンジクリニック院長、産前産後ケアセンター東峯サライ副所長。
妊娠・出産はもちろん、更年期、老年期の女性に寄り添い、婦人科QOLをサポートするとともに、美容皮膚科、エイジングケアにも対応。
「インターネットでさまざまな情報が得られる時代ですが、正しい情報を共有しながら、お1人お1人にあった治療を提案させていただきたいと思います」
東峯婦人クリニック https://www.toho-clinic.or.jp/
東峯ラウンジクリニック https://www.toholoungeclinic.com/
【Not Sponsored記事】
1 2
スポンサーリンク