男性とレストランに行ったら、【マナーがわかっていない人】だった!相手も自分も「恥をかかない」ためには、どうすればいい⁉
レストランの席に案内された時、男性が先に歩く?女性が先?
レストランの入り口では、予約の名前を告げてスタッフの方に席に案内をして頂きますが、その時に歩く順番があるのをご存知でしょうか。歩く順番は、スタッフの方、その次に女性、最後に男性が歩きます。
テーブルマナーで気を遣うことは?
デートで食事をする場合に気を遣うことの多くは、「箸やカトラリーの持ち方・置き方」「食べる時に音を立てない」「適度な会話で楽しく食事ができるようにする」などです。テーブルマナーは店の雰囲気や料理の味を損なわず、最高の状態で楽しむために考え出されたものでもあります。ひとつひとつのルールには理由があり、それを守ることで店内の人が皆、気持ちよく過ごせるように工夫されています。食事をする時は彼と一緒に和やかな雰囲気のもと、自身も気持ちよくおいしい料理が楽しめることが大切ですね。
カトラリーの美しい持ち方はありますか?
ナイフやフォークは柄の部分を人差し指で押さえ、先端を下に向けて「ハの字」に持ちます。脇を締めるイメージで持つと、美しい姿勢をキープできます。中座したり会話を楽しんだりなどで食事を中断する場合は、皿の上にナイフとフォークを「ハの字」になるように置くのがマナーです。ナイフは刃を内側に、フォークは背の部分を上にします。カトラリーをそろえて皿の上に置くと、「食べ終わりました」というサインです。
彼が食事中、ひじをついているのですが……
時々見かけますが、ひじをついて食事をするのはNG。食事をする時の姿勢も崩れ、美しくありません。女優のなかには、自身の食事をする姿を鏡で見ながら、美しく食事をする姿を追求する人もいる、と聞いたことがあります。まさに、魅せる意識と見られる意識を持っている証と言えます。
話をしながらナイフとフォークを持ち上げるのはちょっと危険?
レストラン等で食事の時に話をする時に、カトラリーを持ち上げて話す方を見かけます。
ナイフやフォーク等がもし手元から落ちた場合に、お皿が割れてとても危険ですので、話をする時にはカトラリーは持ち上げません。もし、同席の方がそのようにしていたら、話を聞いているこちら側が、一旦カトラリーを置いて話を聞いてはいかがでしょうか。話をしている方もお気付になって、カトラリーを置いて頂けるのではないかと思います。
ナイフの刃先を相手に向けるのは、敵意があるサイン⁉
ナイフをお皿に置くときは、ナイフの刃先を自分側に向けます。なぜなら、ナイフの刃先を相手に向けることは、敵意があるサインと見なされたヨーロッパの歴史に由来するものですから、必ずナイフの刃先は自分側に向けます。
音はなるべく立てないほうがよいですね?
ナイフやフォークを使う際、カチャカチャと音を立てないのが基本です。また咀嚼音も同じ。クチャクチャと音を立てて食べるのは同席している相手や周囲の人に不快な思いをさせてしまうことがあります。食事をするときは、なるべく音を立てないのがよいです。
和食には箸使いのタブーはいろいろあると聞いていますが?
正しく箸づかいができることは、食事の際にお互いが心地よく、また楽しく食事をすることにつながります。そのために、箸づかいには様々なタブーがあるのでおぼえておきましょう。一例を上げますと、箸でお皿などの器を手元によせる「寄せ箸」、食事の途中で箸を置くときに器の上に渡して置く「渡し箸」、箸の先をなめる「ねぶり箸」、食べ物に箸を突き刺して口に運ぶ「刺し箸」など、その他にもまだまだあります。ご自宅での食事の時に気を付けていただくようにしましょう。
口に運ぶときに手を添える手皿は美しくない?
食べ物を口に運ぶとき、落とさないようにするため、手で受けるような仕草をする方も多いのでは? 一見上品な仕草に見えますが、和食では食器を持って食べるのが基本です。手で持てないような大皿に盛りつけてある料理は、箸先で取ることを意識すると手を添えなくてもきれいに口に運べます。もし気になる場合は手ではなく、小皿を添えるようにしましょう。
レストランでの話し声の大きさってルールはある?
レストランやホテルでの声の大きさの目安は、「室内や店内に流れているBGMの音量」と覚えておきましょう。そうすることで、自ずとその場に相応しい声で話すことができます。
【前編】では、知っているようで間違っているものも多い、レストランでのマナーについてお伺いしました。
▶つづきの【後編】では、エレベーターやエスカレーターなどで迷う「男性と女性、どっちが先? 後?」という、順番についてのマナーを教えていただきます。__▶▶▶▶▶
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