山口百恵、神話でも菩薩でもなく、ただ「かなえたかった」こととは(後編)
「蒼い時」によると、友和は百恵さんの引退を望んでいなかったそうですが、引退をのぞんだ百恵さんの気持ちを受け止めた。年収が億を超えていた女性を妻にし、養っていくというのはすごいプレッシャーだったことでしょう。
俳優は青春スターから大人の俳優に脱皮するとき、一時的に仕事で伸び悩むことはよくあるそうです。友和も仕事がなかった時期もあるそうですが、そこでヒネることもなかった。フツウの俳優なら、浮気でもしてバレたとしても昭和の時代ですから、「男のプライドが傷ついたから」と世間サマは言ってくれたでしょう。
しかし、友和は結婚した時に、百恵さんに「浮気をしない」と約束したそうです。口で言うだけなら簡単ですが、日刊DIGITALによると、地方ロケが終わり、盛り場に繰り出そうとすると「僕は女房がいるので、そこにはいきません」と空気を読まない行動をした。これはなかなかできることではありません。
女性問題はないものの、友和の著書「相性」(小学館)によると、仕事がなかったり、投資に失敗して長いこと借金を払ったりとお金の面では、百恵さんに迷惑をかけている。百恵さんはそんな友和を責めなかったそうです。
もともとキーキーしない性格ということもあるでしょうが、百恵さんは引退したものの、定期的にベスト盤が発売されていますし、歌唱印税も毎年入るので、落ち着いていられたという部分もありそうです。
百恵さんはお母さんと違う生き方をしたのか? 次ページ
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フリーライター
仁科友里
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