魅了する会話の「ほんの些細な違い」、気づかぬうちにファンがどんどん増えていく

2024.06.16 WORK

3・本題に入る前の導入の言葉はセンス良く

クライアントへ訪問した際に、いきなり仕事の本題に入ってはいませんか? 恐らくお天気の話や季節の花の話などをなさってから本題に入るのではないでしょうか。雑談とも言われますが、本題に入る前の雑談はクッションのような役割となり、それによって続く仕事の話もしやすくなるのです。

 

訪問先のしつらいなどの感想を述べるのもいいでしょう。本題に入る前の話として、訪問先の街路樹の種類やエントランス、特に応接室に活けてある花は訪問する方を思って活けているかもしれませんので、「活けてらっしゃるお花が美しいですね」など、感じたことをお伝えします。先方も感心をもってもらえたことに喜びを感じます。

 

また、調度品にも趣向を凝らしたものがありますので、そのことに触れてもよいと思います。「こちらの絵画はこのお部屋に合っていますね」などでも良いのではないでしょうか。

 

そのためにも、日頃から季節の花や木を調べることや絵画など様々な情報を事前に調べることが大切になりますね。

 

4・お茶を出された際のセンスの良い対応とは

最近ではリモートだけではなく対面のミーティングもだいぶ増えてきていることと思います。

 

例えば、クライアントの会社へ訪問した場合、お茶を出しいただいたら、その時には、出してくださった方に、小さい声で良いので「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えましょう。

 

声を出せない状況であれば、頭を下げるだけでも相手に伝わると思います。心の中で ありがとうと思っているだけでは、残念ながら相手に伝わりません。
クライアント(主人側)が飲むタイミングでこちらも飲むことも大事。このご時世ですとペットボトルが既にテーブルに置かれていることも多いと思いますが、この場合、クライアント側の方が飲むタイミングで召し上がるのが良いと思います。
テーブルに置いてあるからといって席についてすぐ飲むのはNGです。主人側であれば訪問側の方の気持ちを考慮して早い段階で「どうぞお茶をお召し上がりください」と声をかけることも相手への思いやりになると思います。ミーティングをスムーズに進めるためにもこの一言を添えてはいかがでしょうか。

 

別れ際にこうすることで、ぐっと良い印象に 次ページ

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