「禿筆」の読み方、わかるかな?筆(ふで)の状態のことだよ【漢字クイズ】
「トクヒツ」です。
【漢字解説】
「禿筆」を辞書で引くと以下のような解説が記載されています。
①さきのすり切れた筆。ちびふで。
②転じて、自分の文章の謙遜語。「-を呵す」
出典:広辞苑 電子辞書第六版 岩波書店
①の「ちびふで」とは短い筆のことではありません。長く使い、穂先がすり減った筆のことで「さきのすり切れた筆」と同じ状態の筆です。
禿筆にはみずぼらしいイメージがあります。このイメージから、自分の書いた文章や文字を謙遜して言うときに禿筆という言葉が使われるようになりました。
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「禿」を含む熟語をチェック!
ここでは、「禿」を含む熟語をいくつか紹介します。あわせて、確認しておきましょう。
・禿山(はげやま)
意味:樹木の生えていない山や草木のない山
・禿松(かぶろまつ)
意味:葉が少ない松。小松。
・禿鞘(かぶろざや)
意味:槍の鞘のまるくて飾りがないもの
・禿頭(とくとう)
意味:はげあたま
・禿髪(とくはつ)
意味:毛髪が抜けて、頭がはげること
・禿瘡(とくそう)
意味:円形脱毛症
※問題解説:オトナサローネ編集部
(意味や語源などは諸説ありますが、広く一般に知られているもので解説しています)
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