東大の夏休み。本来はお金がかかることが、まるっと無料に!「知的なお得」を東大生が享受できるのはナゼ?

変わり者の東大生?

東大生はそれぞれに特徴があってそこが魅力的だけれど、外部の人から変わっていると揶揄されることもあります。でも、変わっていても迷惑をかけることがほとんどないと感じています。

例えば、ぼくの家に泊まりに来た19歳の友人が、「パンツ貸して」と風呂上がりにぼくの下着に履き替えたときは驚いたし、友人を招いてカレーを振る舞った時、定刻の15分くらい前に買い出しから帰ってきたら部屋の中で待っている友人がいたし(オ―トロックは他の住人の後ろにくっついて突破したらしい)、学食でぼくが残したうどんを食べていた友人もいました。

そういう出来事は、ぼくの大学生活のある種スパイスであって、全く不快ではありません。ただ、ちょっぴり驚く。ただ、つい先日友人が放った一言は驚きを通り越してほんの少し恐ろしかった。

 

最も驚いた友人の一言

以下は、電話での友人とのやりとりです

ぼく  「今からみんなで代々木公園に行くんだけど、来ない?」

友人 「え?あー、どうしようかな。今家族でカレー作ってて、ちょっとすぐには行けないかも」

ぼく 「そっかー、土曜の夜だもんね。それなら仕方ないね。」

友人 「あ、でも明日までいる?明日なら行けるかも」

ぼく 「いや、多分いないと思うよ。代々木公園にそんなにいられないよ」

友人 「あ、だめだ。明日も忙しいんだった。月曜は?月曜までいるならいけるかも」

 

友人は冗談を言うようなタイプではありません。

だから、誰もツッコむことはしませんでした。彼は東京出身で、代々木公園のことはよく知っています。2日間も過ごすような場所ではないとわかっているはずです。それなのに「月曜までいる?」という質問。

聞きたい。直接どう言う意味だったのか聞きたいけれど、回答によって恐怖が増大しそうで聞くことができません。

このような彼の純粋さは、彼が他人を魅了する要素の一つであると思います。

このような不快を伴わない驚きが東大には溢れている。それを見聞きするたびに、自分の成長を感じます。

 

 

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