投資初心者がやってしまいがちな、下落時の「慌て売り」。実は資産を増やすチャンス⁉
納得してから、少しずつやってみる
ここ最近も株価が急激に下落するなど、不安定な相場が続いています。そんな時、どんな心構えでいればよいのでしょうか。
「やはり急激に価格が落ちると、慌てると思いますよ。100万円投資していたのに、ある朝、ＮＩＳＡ口座を見てみたら70万円になっていたらドキドキするでしょう。
『下がったら、買い！』という考え方があるけれど、なかなか実践できない。ネットで検索したり、本を読んで理解したつもりでも、実際にお金を入れてみるという体験をしなければ、本当の意味では理解できないと思います。『浪花おふくろファンド』の場合はセミナーに足を運び、そこで投資仲間に会い、互いに励まし合うこともできたから、追加投資に繋がったと思います。
投資初心者は、相場が大きく上がる、大きく下がるというのをまずは体感することが大事です。これを何度か経験すると、体で覚えるんです。リズムがわかれば、もう怖くない。地道に積み立て投資を続けて、資産を増やすことができます」(中井さん)
新ＮＩＳＡ口座で買った投資信託などは、利益が出ていても税金を気にすることなく売ることができます。気楽に売買できるからこそ、注意が必要だと中井さんは言います。
「値段がちょっと上がったから、すぐに売って利益確定するとか、値段が下がったから慌てて売ってしまうとか、そんな人が増えているかもしれない。お小遣い稼ぎの気分では、投資は長続きしません。しっかり腰を据えて財産形成して欲しいと思います」
さて、無事にリーマン・ショックを乗り越えた「浪花おふくろファンド」は、その後、どのような成長の軌跡をたどるのでしょうか。また普通の人が長い時間、投資と付き合っていくには、どんな知識や心構えが必要なのでしょうか。
続きは、明日16：30配信予定です。お楽しみに！
▶ 『「下落つづきで、ヒヤヒヤが止まらない」投資してお金を増やしながら、心穏やかに過ごす方法とは⁉』▶ ＿＿▶▶▶▶▶
画像：Fotoli
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