「下落つづきで、ヒヤヒヤが止まらない」投資してお金を増やしながら、心穏やかに過ごす方法とは⁉
感性にあった投資信託で雪だるまの芯をつくろう
毎月少しずつの積み立て投資で自分年金をつくる。多くの人にとって必要な行動ですが、まずはどんな投資信託を選べばいいのかが悩みの種です。見極めについて、中井さんは7つのポイントを上げています。
- 基準価格が安定的に、また長期間にわたって上昇している
- 安定した資金が常に供給されている
- 新規資金が増大している。新規顧客が増大している
- 一貫した運用哲学を持ち、ぶれない運用をしていること
- ファンドに関する情報を正確に誠実に伝えていること
- コストが安い(販売手数料などがかからない等)
- 社会的責任を果たすファンドであること
この中でも重要なのは(4)。積み立て投資は10年、20年と続けていくものだからこそ、信頼感と安心感が不可欠です。運用会社の運用哲学が自分の価値観、感性と合っているか、どんな運用方針に基づいて銘柄選択をしているのかなど、セミナーに出席したり、月次報告書、ニュースレターなどをチェックし、理解しておくことを中井さんは勧めます。
「自分で納得しないまま始めると、値下がり相場になると不安になって解約してしまう。自分の価値観にあった投資信託を自分の意思で選ぶことができたら、財産づくりは順調にすすむと思います」
もう一つ、大切なポイントは、積み立て金額です。普通の人にとって、毎月高額の積み立ては難しいものですが、できれば月3万円以上を目標に、5年、10年と積み立てて、少しでも元金を大きくしましょう。それが雪だるまの芯になります。複利効果で、雪だるまが大きく育ち、実りの額も大きく膨らむのです。元金の理想は1000万円以上。時間を味方に付けて、地道に頑張っていきましょう!
画像:Fotolia
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