
子育てと仕事に「更年期」が重なる40代。ホットフラッシュと動悸の毎日。「わかってはいるけれど、正直つらい」
とつぜん激しい動悸におそわれた42歳。「このまま死んでしまうの?」と思った
はじめまして。私は、現在55歳のサユリです。42歳ごろから体にさまざまな不調を感じ始めて、それらは更年期の影響だと思うようになりました。もう10年以上、毎日何かしらの体調不良を感じながら暮らしています。
最初に起きた体の異変は、42歳のときの激しい動悸です。私は当時から現在までコンビニで働いていて、この日も店で仕事をしていました。いつものように接客や品出し業務に追われていたら、とつぜん、心臓がバクバクと強く打ち始めました。これまでに感じたことがない激しい動機に、「もしかしたら、このまま死んじゃうの?」と恐怖を覚えました。このとき店にはもう一人スタッフが居て、業務を代わってもらって休憩したら徐々に治まりましたが、もしも店に代わってくれるスタッフが誰もいなくて、さらにお客さんがいる状態だったらと思うと、いまでも怖くなります。
私はもともと、心臓の弁の動きが標準よりも弱いと、かかりつけ医に言われていました。そのため、日を改めて病院で診てもらいました。結果は、不整脈はあるけれど、深刻な病態は見当たらないとのことでした。その後もたびたび動悸がすることはありましたが、生活に支障をきたすほどではないので放っておいたら、徐々になくなりました。
3人の育児とパートリーダー抜擢が重なったことで更年期の症状が加速した?
動悸を感じていたころ、同時にホットフラッシュも始まり、現在まで続いています。私の場合は、上半身だけがかあっと暑くなり、シャワーを浴びたかのような汗がでます。そのため、仕事などの外出時は必ず、首に保冷剤が入ったスカーフを巻いています。気休めかもしれませんが、保冷剤スカーフで首が冷えている間は、何も着けていないときよりも汗が少ないように思います。ただ、汗がひいても暑さは変わらず、冬でも半袖で過ごすほどです。
動悸とホットフラッシュを同時期に感じ始めたことで、私は「更年期の始まりかもしれない」と思いました。当時、職場でパートリーダーに抜擢されたばかりで、私は毎日、緊張とストレスを抱えていました。加えて、3人の子どもたちがまだ小さくて育児が大変な時期で、あまり睡眠時間がとれない日々でした。ホルモンバランスが変化する時期と、育児に時間とお金がかかるタイミングが重なり、より体調が乱れやすかったことも、更年期の症状を加速させたのではないかと推測しています。
念のため、更年期の症状かを確認するため、婦人科に行きました。やはりホルモン値は低下し始めていたので、HRT(ホルモン補充療法)を勧められました。ですが、身体の自然な老化に抗いたくない気持ちがあったので、HRTは始めませんでした。
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