誰も教えてくれないけど、実は見られている。「あんなスーツで来るなんて非常識」と思われないための、お呼ばれのドレスコード【秋編】

2024.09.22 WORK

アクセサリーも昼と夜で、装いに違いはありますか?

アクセサリーは、昼と夜とで異なります。昼はパール等の光を内に秘めた宝石が基本です。一方、夜は光を放つ宝石が基本です。また、宝石は、「年功序列」と覚えておきましょう。年齢を重ねる毎に、豪華なものを身につけることができます。

 

 

フォーマルウェアで大切なのは「昼と夜」の装いがあること

国や季節によって若干の違いは生じますが、概ね午後6時を境として、午後6時以前を昼の装い、以降を夜の装いとしています。

また、女性の昼間の礼装は、肌を出す分量が少ない程格が高い装いとなり、露出が多い程カジュアルな装いとされます。

 

 

ノースリーブのドレスが流行中。昼間の結婚式やパーティで着るのはNG?

昼間のガラパーティなどでノースリーブのドレスを着ることはあります。ただし、特にフォーマルな場や結婚式の場合、昼間のドレスコードには少し注意が必要です。

ノースリーブのドレスが流行していても、昼間のフォーマルなパーティや結婚式では肩の露出が避けられるべき場合があります。女性の昼間の礼装は、肌を出す分量が少ないほど格が高く、逆に肌を出す分量が多いほどカジュアルな装いとされます。

そのため、ショールやボレロなどを羽織って、肌の露出を控えるのがマナーとされています。特に教会や神前式では、肩や腕を覆うことが一般的です。

 

 

結婚式や披露宴では白や黒は避けたほうがよい?

結婚式の場合、白は新婦の色になりますので、重ならないように気を付けましょう。また、黒一色の服装は喪服を連想することがありますので、アクセサリーなどで華やかにします。選ぶときの参考としては、上品さと華やかさを兼ね備えたパステルカラーがおすすめです。お祝いの席ですから華やかさも演出しつつ、女性らしく品よくまとめると素敵です。
また、例えば柄などが入る場合と無地を迷われましたら、格としては無地のほうが上ですので覚えておきましょう。

 

 

コンサートや観劇にお誘いを受けた際、ドレスコードはある?

日本ではクラシックのコンサートやオペラなどを行うコンサートホールでは、ガラコンサートを除いては、ドレスコードは特にありません。しかし、それは何を着てもよいという意味ではありません。コンサートホールで演奏を聴くという非日常の場にふさわしい服装が望ましいのです。コンサートホールという同じ空間を過ごす者として、演奏者に対して、また、他の観客に対しての思いやりの心の表れとなります。現在でも欧米の伝統的な劇場では、カジュアル過ぎる服装の場合、入場をことわられることもありますので、海外での演奏会では特に注意が必要です。

 

 

コンサートやオペラにて振る舞いで注意する点は?

コンサートやオペラ等を鑑賞する場合、動くたびに音のするブレスレットやイヤリング等は演奏の邪魔になりますので、つけるアクセサリーに気を付けます。また、体を動かすたびに音のする素材の服も、演奏を楽しむ方にとってはとても気になる音になりますので、服の素材にも気をつけましょう。

 

また、コンサート等の時には香りにも注意が必要です。香りは、人によってそれぞれ好みが違います。コンサート会場は隣同士の席が近いため、演奏が終了するまでの数時間を同じ空間で一緒に過ごすことになりますので、香りについては、いつもより控えめに心がけるとよいでしょう。

 

 

着こなしのルールが明確ではなく、比較的ドレスコードが自由なケースが増えてきています。だからこそ余計服装選びが難しくなってきているのかもしれませんが、本質的なことを忘れないようにしてください。

年長者が多く出席する可能性の高い結婚式ではいずれも避けたほうが無難です。

装いは、自分の品性を表すだけでなく、「人への敬意をもあらわす」とても重要な自己表現方法であることを、ぜひ、心にとどめておくとよいですね。

 

 

 

 

【編集部より】

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