「この人と一緒に働きたい」と思わせる女性の4ポイント

2017.11.13 WORK

一緒に仕事をした時に「楽しかった~。またこの人と一緒に何かしたいな」と思われる人と、「仕事はうまく行ったからいいけれど、ちっともおもしろくなかったな」「結果オーライだけど、つかれた。もうこの人とは組みたくないな」と思われる人がいますよね。そして、できることなら「もう一度一緒に仕事をしたい」そう思われる人になりたいもの。仕事のスキルとは別に、言葉を工夫することで、少しでもその理想に近づいてみましょう。

 

まずは言葉を明るく

ほとんどの人は、暗いことより明るいこと、よどんでいることより爽快なことの方を好みます。趣味ならともかく、特に仕事の場ではそうですよね。明るい雰囲気で、はつらつと仕事が進むのと、暗い陰湿な雰囲気で、どんよりと仕事が進行するのとでは、仕事に対するモチベーションも変わるというもの。でも、能力も、用意した資料や技術も、その場で向上させるなんてなかなかできないことです。このような場合、どのような工夫ならできるでしょうか。
まずは言葉を明るくします。「明るく言う」のとは違いますよ。同じことを伝えるのにも、イメージが明るい言葉をチョイスするのです。

 

・漢語から和語へ

  • 「このまま進行しますね」→「このまま進めますね」
  • 「その点を明確にしましょう」→「その点を確かにしましょう」
  • 「2時に集合するように」→「2時に集まるように」

熟語をかなまじりの言葉に展開するだけで、ぐっと明るく柔らかい雰囲気になります。和語の持つ力ですね。幼稚な印象を持たれやすいと心配する人もいますが、書き言葉ではありませんので、耳にソフトな方が心がなごみます。また、どうしても引きしめたい時は、ここぞという時に漢語をビシッと使うと良いでしょう。

 

・同じ意味でもポジティブな言葉を

  • 「〇〇の案は悪い」→「〇〇の案は最良ではない」
  • 「あの件はボツになったんです」→「あの件は使われないことになったんです」

「悪い」「ボツ」「ダメ」「失敗」このような言葉は、内容として確かにその通りであったとしても、ネガティブなムードを連れてきます。
例えば「あなたは言葉遣いが悪いわね」と言われるのと「あなたは言葉遣いが良くないわね」と言われるのを比べると、確かに両方とも同じことを指すのですが、心が受けるダメージが変わります。そう言われたらもちろん、反省して改善すべきなのでしょうが、その心持ちが変わりますよね。

 

滑舌も明るく

同じ言葉でも、もそもそと言うのと、はきはきと言うのでは、与える印象が全く異なります。
特に、よく聞こえない声で話すような人は「この人に任せて大丈夫かしら……」ととても不安になります。
トーンをやや高めにし、口角を上げて、話しましょう。
もちろん、通る声と大きい声は違いますから、相手とのし距離感を考えて、適切な音量で。

 

しっかりはっきり言語化すること

 

・共通の目的を明確にする

初めて一緒に仕事をする場合、お互いに様子見なところもあり、強いことは言わず、当たり障りなく、トラブルなくやり過ごそうとする人がいます。しかし、それは、のちのちのことを考えると必ずしも得策ではありません。
「それは、こういう話ではなかったのでしょうか?」などと進めたコマを戻すことにもなり、非常に時間の無駄なだけでなく、不信感を生んでしまいます。
そうならない為にも、まずは共通の目的を明確に「言語化」しましょう。

例え短い会議や打ち合わせであっても、

  • 「今日は、この問題に対する答えが、出てほしいですよね」
  • 「今日は、具体的な行動指針を出すまで話しましょうか」

などと言語化すると良いと思います。
そうすれば、のちのち話が違っただの、なんだかイメージが変わってきただのというトラブルが少なくなります。

 

・だめなところ+いいところセット

明るく滑舌よく、明確に言語化とは言っても、やはり相手の勘違いやズレを訂正するシーンもあります。その時には、いいところとセットにして提案しましょう。
順番は「だめ」な方を先にが鉄則。あとで「良い」話が来ると、そちらの印象の方が残るからです。ただし、その順番であっても、キツすぎるのは問題外。丁寧に。
例えば、明らかにイマイチなプランが提案された時も「その方法は、他社でも行っていて、あまり良い効果は得られていないようです」と否定しながらも、「データから判断すると効果的な方法だとされていたんですよね。常に分析なさっているんですね。」と、相手がしたであろう努力はきちんとキャッチする。特に自分が先輩や上司である場合は、後輩や部下のしていることを「ちゃんと見ている」ことが分かる言動が大切です。

 

やはり笑顔と清潔感?

言語の話ばかりしましたが、やはり大切なものは、笑顔、清潔感などが強いです。
しかし、笑顔が素敵で清潔感のあるファッションをしていても、暗い言葉やもそもそした話し方、誤魔化したような意思表示では、かえって中身のない女性だという印象を与えてしまいます。
言葉の力は偉大ですよ。そして、今すぐにでもできる方法です。

さあ、午後からの会議、この方法で挑んでみてくださいね。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク