田中律子さん「実は走るの、大っ嫌い!」でも「80歳で赤いビキニを着てサーフィン」のために、1カ月で100kmラン【インタビュー】
まずは手軽な運動「歩く」こと! いつものウォーキングと少し早めのウォーキングを交互に
――オトナサローネ読者でも、運動しなきゃと思ってはいるけど、行動に移すのは難しいという方も多いのですが、そんな読者におすすめするとしたら?
ちょっと早起きしてお散歩はどうですか? ちょっと息が上がるぐらい、競歩ぐらいのペースで少し歩いたら、スローペースにして……息が落ち着いたら、またちょっと息が上がるぐらいで歩いて、ペースダウンして。波を作ってあげると、いいと思いますよ。
うちのお母さんは73歳ですけど、毎日1時間歩いています。
歩くことを癖にしちゃえばいいんですよね。私も、めんどくさいって思っちゃったらやりたくなくなっちゃうんですけど、「今月も100km走ろう」と目標を作ると、それに対して計画を立てていかなきゃいけない。1週間で25km走るってことは、この日は朝から仕事だから走れないから……とかスケジュールしていくんです。
やったらね、気持ちがいいんですよ。汗をかくことも。最初はできなかったのに、ちょっとずつできるようになってくるのもおもしろいし、「意外と私できるじゃん」みたいな。
私、走るのとか、めっちゃ大っ嫌いなんです。
―― え、そうなんですか⁉
そうなんです。大嫌いだったのに、「ちょっと行かなきゃ」で続けられている自分がいて。まだまだ「すごい楽しい」とはなっていないです。これが楽しいところまでいったらすごいなと思っています。
――本当ですね。まだ走ることは楽しくはないということなら、頑張っている自分にごほうびをあげたりしていますか?
まだあげてないです。なにかあげないといけないですよね。
一時期すごい太ってたんですけど、走るようになってから、ちょっとずつ体のラインが変わってきたんです。お母さんにも「あら、なんかお尻が変わってきた」って言われます。それもちょっとしたごほうびかな。
走っていると体重はそんなには変わらないけど、体のラインやフェイスラインが変わってきたり、変化が少しずつ見えてくるのがうれしいですね。
>>続きのお話>>ポジティブでいるために必要なことは?「自分を大切にする」こと。「自分の好き」を知ること
■田中律子
1971年東京都出身。12歳でスカウトされ、モデルデビュー。女優として数多くのテレビドラマや映画に出演するほか、1988年筒美京平・初プロデュースの「FRIENDSHIP」でアイドルデビュー。サンゴの再生に取り組むNPO法人「アクアプラネット」や一般社団法人「日本サップヨガ協会」の理事長も務める。「路線バスで寄り道の旅」(テレビ朝日系)、「ワルイコあつまれ(NHK総合)の「バブルランウェイ」のコーナーに出演中。インスタグラムはこちら
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