元夫が2人ともDV男だった45歳。不倫相手だけやさしいのは「うちの子じゃないから?」
体育会系夫に鼻が折られて離婚
「私はバツ2なのですが、元夫は2人ともDV男でした。25歳で結婚した1人目の夫はインフラ系の会社で営業をしていた同じ年の男性で、大学ではアメフトをしていた体育会系でした。とにかく無骨で、たまに力を入れすぎてドアノブを壊すような不器用な人間。彼にしてみればひっぱたいたくらいのつもりかもしれませんが、私の鼻が折れてしまい、うちの両親が激怒して結婚3ヵ月で離婚しました」
最初の夫との間には子供はおらず、「お互い精神年齢的に若すぎた」と後悔はあれど遺恨はないという真由香さん。
「でも1年前まで結婚していた2番目の夫とは泥沼でした。公認会計士で細めの体型だったんですけど、やはりキレると蹴ったり叩いたりしてくる系で。感情的なだけにタチが悪かったです」
真由香さんは、黒髪ロングヘアが似合う大和撫子風の外見。好みの男性は「男らしい九州男児」のようなタイプとのこと。
「私のパートナー選びが間違っているのは分かっているんです。昔から、醸し出すオーラが『男っぽい野獣タイプ』が好きで、しかも勉強ができてプライドが高い人が好き。そのくせ、三歩下がってついていくなんてまっぴらごめん。口喧嘩ではマウントを取ろうとしちゃうんです。矛盾しているのは分かってはいるんですが、好みも性分もどうしようもなくて」
やさしいマッチョと付き合うも「生理的に無理」
一度は、自身の好みを矯正しようと、趣味は格闘技で見た目はマッチョ系ながら「やさしくておっとりした」オーラの男性と交際してみたそう。
「でも、無理でした。今度は全然私が楽しくない。男性に繊細な気遣いをされて『すん』としちゃうんです。じゃあ殴られている方がいいのか? と言われればそれも嫌です。ちなみにやさしい格闘技好き男性とは、私の方からなんとなく生理的に無理になって、別れました」
優しい男性だと物足りないというより、女性に対して自信なさげな態度が苦手だったという真由香さん。
「キョロ充っていうんでしょうか…どこか、いつもキョロキョロ気を使っているような、不安げな目の動きをしていて『真由香ちゃん寒くない? 上着貸そうか?』『ご飯は真由香ちゃんの好きなところでいいよ』みたいに、オドオドした感じに冷めてしまって。友人としてはすごくいい方で、人格否定をするつもりはないんですが、要は異性として好みではなかったんですよね」