更年期の「枕から漂う悲しい加齢臭」あなたはどう対策しましたか?私は2アイテムの合わせ技で!
こんにちは、オトナサローネ井一です。更年期障害を取材していて、自分自身がメノポーズカウンセラーでもあります。
この3月に54歳になる私は、昨年の8月がおそらく最終月経だったであろう「閉経判定待ち」なのですが、この半年でびっくりするほど体調が変わりました。
「閉経かも」のタイミング、半年そこらで「激変した」体調とは
何が変わったか。まず、50歳ごろにしんどかった更年期性の抑うつがぶり返して、気持ちが再びふさぐようになりました。また、秋口から疲れやすさが格段に増し、そして血液検査の数値が目に見えて悪くなりました。とりわけ血中脂質、LDLコレステロール値がみるみる悪化していきます。血圧も上がり基調。たぶん骨密度もガンガン減ってます。あと、手の指、腱のような筋っぽい部分がしぶるように痛い。これらは基本的に「教科書通り」の変化です。
なのですが、同時に、更年期に降りかかるいろいろな悩みと迷いの何割かは「モノの助け」でかなりラクになるなとも実感しています。
運動でも健康法でも食品でもサプリでもギアでも、どんな分野のものでも、一つでも多くの「防具」を身に着けるほど乗り越えやすくなるのが更年期なのだと思います。
皮脂が酸化するような「加齢臭」。慣れれば気にならないのかもしれないけど、自己肯定感下がる
さて、更年期の入り口にかなりの人が訴えるのが「ニオイの変化」。のぼせ、ほてり、ホットフラッシュで汗をかく関係での衣類のニオイのほか、唾液分泌が鈍るせいで口臭も増し、なにより「枕やクローゼットからおっさんのニオイがして衝撃を受ける」。これは女性ホルモンの分泌量低下のせいだと説明されますが、加齢臭が強まるのです。
自分のニオイには慣れるものなので、あまり気にしなくてもいいのかもしれませんが、やっぱりなんかちょっとイヤですよね、あまり幸福ではないニオイの中で寝るのは。
いちばんイヤなのはクローゼットを開けた瞬間のおっさん臭で、「えええ、洗ってもダメなの???」と悲しい気持ちになります。だいぶ慣れたけれど、時折ふと気づいてげんなりするのです。私これから一生おっさんかよ、と。
というわけで私なりにこの対策をチクチクと進めてきた結果、「効果アリ」と感じたアイテムが2つあります。どちらも非常にポピュラーですが、悩んでいるけれどまだ手に取っていない人には是非お試しいただきたいのです。
まずはシャンプーとボディソープのチェンジから。とくにシャンコン
1つめは、言わずと知れたロート製薬の「デオコ」シリーズ。2018年にボディクレンズ(ボディソープ)からスタートしたラインに、2021年からはシャンプー&コンディショナーが追加されました。すでに1度リニューアルも経ていますが、このシャンコンが鉄板なのです。
「デオコ」について改めてご説明しますと、身体のニオイ成分のうち、通称・女子高生の香りでもある甘い香り「ラクトン」が30代以降は減少し、反対に加齢臭「2-ノネナール」が増加することに着目。いやなニオイの元を吸着洗浄したうえで、「ラクトン」を補うというシリーズです。
説明するまでもなく、使っておくだけで物理的にニオイの元が管理されますから、自動的にニオイそのものが軽減されていきます。これはどちらかというと劇的に、ニオイが8割がたぱっとカットされる感じ。あんまりニオイが強くない人、それほど気になっていない人ならこれで悩み解決だと思います。
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【編集部より】
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