江戸の時代に女性たちの物欲を掻き立てた「錦絵」=現代のインスタ!? 騙され、夢を踏みにじられても諦めない重三郎は【NHK大河『べらぼう』#4】
「耕書堂」の誕生 その名前に秘められた思いとは
本放送では、「耕書堂」という名が源内(安田顕)によって誕生しました。耕書堂とは重三郎がのちに開業する書店の名前です。重三郎に堂号の名づけを頼まれた源内は「おめえさんはさ これから 版元として 書をもって 世を耕しこの日の本をもっと もっと豊かな国にするんだよ」という言葉とともに、彼にこの堂号を贈りました。

源内(安田顕) 重三郎(横浜流星) 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」4話(1月26日放送)より(C)NHK
江戸のメディア王となる重三郎。彼は源内の言葉のとおり書をもって世を耕し、豊かな国づくりに貢献していくと期待できますね。
重三郎は他人にうらぎられても人や社会を憎まず、人間のあくどさを痛感しても人間嫌いになりません。周囲が怠ける中で笑顔で働き、仕事を丸投げされてもそれをチャンスととらえる……自分の利益のためでなく、他人や自分が生まれ育った街のため……。人間は欲もあるし、自己愛も強い……重三郎のような生き方は誰もができるものではありません。この男の姿を見ると”世の中捨てたもんじゃねぇ。私もちょいとがんばろう”と思えます。
【史実解説】江戸時代における「錦絵」=今のInstagram!?
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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