
甘いマスクの天才詩人とダンディーな評論家の間で揺れ動く魔性の女。気になる三角関係の行方は?
本当にあった歴史上の三角関係を映画化
『ゆきてかへらぬ』©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会 【配給】 キノフィルムズ TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中
その女の名は長谷川泰子。そして例の三角関係について映画化されたのが『ゆきてらかへらぬ』です。
なかなか芽の出ない女優・長谷川泰子(広瀬すず)は、まだ学生だった中原中也(木戸大聖)と京都で出逢います。まだ20 歳の泰子と 17 歳の中也。どこか虚勢を張るふたりでしたが、互いに惹かれ、一緒に暮らしはじめます。
『ゆきてかへらぬ』©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会 【配給】 キノフィルムズ TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中
やがて泰子と中也は東京に引っ越しますが、一緒に生活する時間が長くなるにつれ、中也は泰子を女房扱いして甘え、そして粗暴にすら振る舞うように。
そんな中、小林秀雄(岡田将生)が2人の家をふいに訪れます。中也の詩人としての才能を誰よりも認めており、そして中也も批評の達人である小林に一目置かれることを誇りに思っており、男たちはいきいきと文学論を戦わせます。
『ゆきてかへらぬ』©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会 【配給】 キノフィルムズ TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中
ふたりの仲睦まじい様子を目の当たりにして、複雑な気持ちになる泰子。才気あふれるクリエイターたちにどこか置いてけぼりにされたような、そんな気持ちになりながらも泰子も輪の中に加わり、3人で過ごす時間が増えていきます。
日に日に泰子への依存を強める中也。泰子と出逢ってしまった小林もまた彼女の魅力に惹かれていきます。

『ゆきてかへらぬ』©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会 【配給】 キノフィルムズ TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中
ひとりの女が、ふたりの男に愛されていく一方で泰子はふたりをどう想っているのか。アーティストたちの青春の産物として、中也や小林の作品そのものにも彼女は影響を与えます。
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