「認知症でも通える美容院」がなかなか見つからない。“90歳のカットモデル”作戦が大成功で、「髪を洗わない問題」がついに
しかし、そこはプロ! 美容師さんの「少し切ったほうが髪の毛が丈夫になって、艶も出ますよ。もっともっと美人さんになりましょう~」の言葉で、最終的には気分よく応じてくれました。
こうしてシャンプーとヘアカットを終えたお義母さんは、本当に若返ったように見え、「いろいろ良くしてもらったわ」と帰りの車の中では終始笑顔でした。
ただ一つ心残りだったのは、カット前の写真を撮らなかったこと。しばらくすると、お義母さんは美容院に行ったことを忘れてしまったようで、「定期的に通えたら」と思う私たちとしては、ビフォー・アフター写真として、お義母さんに見てもらいたかったのです(こんなふうに綺麗にしてもらおう、と説得するときのためにも)。
ちなみにその後、シャンプーに対する抵抗感がなくなったのか、「シャンプーって気持ちいい」がインプットされたからなのか、今は介護ヘルパーさんのサポートのもと、髪の毛を洗ってくれるようになりました!
いずれにしても、お世話になった美容師さんやケアマネさんには本当に感謝しています。年齢を重ねても、認知症だとしても、「美は笑顔をもたらす」と再確認した出来事でした。
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「その肥満、病気かも? つまり治療できるかも!」更年期世代が知っておきたい「肥満症」のリスクと「受診すべき」タイミング【医師に聞く】
- もし10代20代の子どもが「月経不順」で困っていたら。親ができる「意外な助言」とは【40代50代が向き合う更年期】
- 「閉経する年齢は遺伝しますか?」閉経年齢そのものの予測は難しくても、血液検査で「卵巣の状態」は判定できる!【40代50代が向き合う更年期】
- 肌年齢マイナス14歳美容のプロが選ぶ。巻き戻し美容を叶える2025年マイベストスキンケアコスメ<化粧水以降編>
- 「その顔がむかつくんだよ!」仁王立ちで怒鳴り、時には首に包丁まで… 妻の激情に怯える夫と子ども。「それでも別れられなかった」理由とは









