「壁を殴りながら笑う夫」から、バッグひとつで逃げた朝……「昼逃げ」は、私の命を守るための選択だった
「このままでは、生きていけない」
逃げる前夜、Mさんは何度も吐き気を感じ、心臓の鼓動がバクバクと鳴り止まなかったといいます。
「本当にこれでいいのか」「もしバレたら、何をされるんだろう」
そんな不安が頭をよぎりました。
けれど最終的には、不安よりも強い気持ちが、Mさんの背中を押しました。
「このままでは、生きていけない」
その思いが、逃げる決意を確かなものにしたのです。
そして、いよいよ家を出る当日の朝。
Mさんは、いつも通りを装いながらも、心の中は張り裂けそうなほどの緊張に包まれていました。
バッグの中には、母子手帳と保険証、そして最低限の荷物だけ。
大きなスーツケースは使えません。「何かおかしい」と気づかれないように、あくまでも“普段通り”を徹底したのです。
夫が仕事に出かけたのを確認すると、Mさんは静かに家を後にし、支援センターが用意した一時保護施設へと向かいました。
「誘拐犯」になってしまうのではないかという不安
家を出たあとも、Mさんの胸には、ある不安がずっと残っていました。
「夫は、私のことを誘拐犯だと騒ぎ立てるかもしれない」
子どもを連れて家を出る行為は、法的には“連れ去り”や“誘拐”とみなされることがあります。それが、たとえ命を守るための正当な判断だったとしても、夫側の主張によって状況が一方的に動いてしまう可能性は否定できません。
だからこそ、「昼逃げ」は簡単にできることではないのです。
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この記事は
モラハラカウンセラー
麻野祐香
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