飲んだ途端に“シャキーン”!? 市販漢方薬が効きすぎて怖くなった私が、更年期の乱高下を乗り切るために手にしたセルフケア
オトナサローネは同世代の女性100人がいまどのような更年期を迎えているのか、そのあり方を取材しています。
ご本人の年齢や各種の数値は取材時点のものです。
前編「『腰が痛い』『肌に赤い発疹が出た』これって年齢のせい?更年期なんて無縁だと思っていた私だけど、趣味のバレエも続けられなくなって」に続く【後編】です。
【100人の更年期#127】後編
◆きなこさん 54歳
大阪府在住。夫、28歳の長男、22歳の長女と4人暮らし
「しんどすぎる」と、すがった漢方薬がめちゃくちゃ効いて
40代の頃は「腰の痛み」が主な悩みでしたが、50代に入ってからは、頭痛に悩まされるようになりました。
「私は現在、パートタイムで清掃の仕事をしています。体力が必要なうえ、近年の夏の暑さもあり、熱中症になりかけることも。もうしんどくて、スポーツ飲料が手放せません」と話します。体調がとくに悪い日は、朝起きられず、仕事を休むこともあるそうです。
こうした更年期の不調に対して、生薬とビタミンを配合した有名な市販の漢方薬を飲み始めたところ、「飲んだ途端、目がシャキーンとして効きすぎた」と感じたきなこさん。
「1回4錠と書いてあったので、その通りに飲んだのですが、あまりに効きすぎてしまって……。結局、量を減らして飲むようにしました」
それでも、「お腹が鳴って下痢をしてしまった」そうです。
調べてみると、女性ホルモンの作用によって腸のぜん動運動が活発になることがあるとのこと。「たしかに肩こりは楽になったけれど、胃腸への影響を考えると、怖くてもう飲めなくなりました」と語ります。
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