何がいけないの!?「夫」も「彼氏」もいる自由【#婚外恋愛5】
「誰にも迷惑かけてないし」
E子は昔から「自由でありたい」と願いながら生きてきた。
今の夫はもちろん愛情があって結婚したが、「男友達は別でしょ」と入籍してからも交友関係を変えることはなく、今の彼氏ともその延長で親密になり不倫関係を持ったという。
夫は彼氏の存在を知らない。家事も一応はこなし、「文句が出ない程度に遊んでいる」とE子は思っているが、家庭を壊す気がないのは見ていてわかった。
妻という立場を捨てるつもりはないが、夫に縛られず過ごしたい。ほかの男性とも恋愛したいと思うのは、その可能性が自分にはあると思うから。「オンナとしての自分」を諦めなくても良いのだと、E子は一方的に了解していた。
対して彼氏のほうも、特にE子と結婚したいような欲はないらしく、あくまでも「体の関係がある友人」として付き合っていることは話を聞いていると伝わってくる。
「ホテルにいるときに夫からLINEが来るんだけどね、『帰らなくても大丈夫?』って心配してくれるのよ」
そんな「軽さ」を、E子は気に入っていた。
「今日は夫の誕生日だから」といつもより濃いメイクの彼女を見たとき、夫と彼氏との「付き合い」を両立させる器用さを目の当たりにした気がした。
夫からどう愛されているのかは口にしないが、それとは別に手にしたい恋愛。煩わしさのない彼氏がいて、ストレスを感じなくて済む関係。
それが常識では許されない道だとわかっていても、E子の中では
「だって、誰にも迷惑かけてないし」
という彼女なりの「正当性」があるのだ。
この記事は
恋愛相談家
ひろたかおり
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